出版社内容情報
沖縄現代史研究と市民運動を長年牽引してきた著者の、日本(ヤマト)にいながら「沖縄を生きた」前半生の回顧録。日中戦争勃発前年に生まれ、焼け跡で少年時代を過ごし、米軍支配下の父祖の地・沖縄に思いを寄せながら東京で学び働いた青年期を経て、返還後まもない沖縄に移住するまでの自身の軌跡と、様々な出会いの記憶を織り交ぜ、沖縄と日本の激動の同時代史を描き出す。現代文庫オリジナル版。
内容説明
沖縄現代史研究と市民運動を長年牽引してきた著者の、日本にいながら「沖縄を生きた」前半生の回顧録。日中戦争勃発前年に生まれ、焼け跡で少年時代を過ごし、米軍支配下の父祖の地・沖縄に思いを寄せながら東京で学び働いた青年期を経て、復帰後まもない沖縄に移住するまでの自身の軌跡と、様々な出会いの記憶を織り交ぜ、沖縄と日本の激動の同時代史を描き出す。岩波現代文庫オリジナル版。
目次
1 戦中・戦後の子ども時代
2 沖縄との出会い―一九五〇年代の沖縄・日本・世界
3 戦後初めての沖縄訪問、そして六〇年安保
4 沖縄資料センターと都庁勤務―二足の草鞋
5 激動の時代へ
6 排他的米軍事支配の破綻へ
7 「日本戦後史」と「沖縄戦後史」
8 激動の一九六八‐六九年―三大選挙から二・四ゼネストへ
9 七〇年安保から沖縄返還へ
10 沖縄返還と大学統合問題
著者等紹介
新崎盛暉[アラサキモリテル]
1936年、東京に生まれる。1961年、東京大学文学部社会学科卒業。都庁勤務のかたわら「沖縄資料センター」の活動に従事。1974年、沖縄大学に赴任。学長・理事長を経て、沖縄大学名誉教授。専門は沖縄近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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二人娘の父
ふら〜
aruku_gojira