出版社内容情報
1986年の巨大原発事故に遭遇した人々の悲しみと衝撃とは何か.本書は普通の人々が黙してきたことを,被災地での丹念な取材で描く珠玉のドキュメント.汚染地に留まり続ける老婆.酒の力を借りて事故処理作業に従事する男,戦火の故郷を離れて汚染地で暮らす若者.四半世紀後の福島原発事故の渦中に,チェルノブイリの真実が蘇える.(解説=広河隆一)
内容説明
1986年の巨大原発事故に遭遇した人々の悲しみと衝撃とは何か。本書は普通の人々が黙してきたことを、被災地での丹念な取材で聞き取る珠玉のドキュメント。汚染地に留まり続ける老婆。酒の力を借りて事故処理作業に従事する男。戦火の故郷を離れて汚染地で暮らす若者。四半世紀後の福島原発事故の渦中に、チェルノブイリの真実が蘇る。
目次
孤独な人間の声
見落とされた歴史について
第1章 死者たちの大地
兵士たちの合唱
第2章 万物の霊長
人々の合唱
第3章 悲しみをのりこえて
子どもたちの合唱
孤独な人間の声
事故に関する歴史的情報
著者等紹介
アレクシエービッチ,スベトラーナ[アレクシエービッチ,スベトラーナ][Alexievich,Svetlana]
1948年ウクライナ生まれ。国立ベラルーシ大学卒業後、ジャーナリストの道を歩む。民の視点に立って、戦争の英雄神話をうちこわし、国家の圧迫に抗い続けながら執筆活動を続ける
松本妙子[マツモトタエコ]
1973年早稲田大学第一文学部露文科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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