出版社内容情報
人のいのちを救うために,何が必要なのか.技術者と医師はいかに連携したのか.人工補助肝臓を開発した倉敷中央病院とクラレ,人工透析装置を飛躍的に前進させた東京女子医大「腎センター」と東レ.創業者の薫陶を受け,新発明をなしとげた松下電器.企業と職種の枠を超えて,最新技術を導入することに成功した人々の知恵と熱気を伝える.(全6冊)
内容説明
人工補助肝臓を開発した倉敷中央病院とクラレ、人工透析装置を飛躍的に前進させた東京女子医科大学「腎センター」と東レ。企業の枠を超えて、医療に最新技術を導入して患者の生命を救おうとした技術者たちの知恵と熱気を伝える名ドキュメント。
目次
第1章 倉敷物語―「人工補助肝臓」開発記(病院の「赤い屋根」;研究所の四季;父子二代;「ポリヘマ」の世界;蘇った生命;「MとE」の間)
第2章 「腎センター」の記録―「人工腎臓」の夜明け(尿毒症の淵;「宿借り」の出発;再びの人生;人工腎臓は語る;「総合医療センター」への道)
第3章 松下電器「技術の水脈をゆく」(チョンバン シェンシャンの旅;センサーは生きている;源流の日々)
著者等紹介
内橋克人[ウチハシカツト]
1932年神戸市生まれ。神戸商科大学卒業。神戸新聞記者を経て、1967年から経済評論家。2006年、宮沢賢治・イーハトーブ賞、2009年NHK放送文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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