出版社内容情報
不治の難病を文字通り「笑って」治したジャーナリストが自らの闘病体験をきっかけに,人間の自然治癒力の可能性を徹底取材.笑いとユーモア,生への意欲が奇蹟を起こすことを例証する.全人医療の在り方を問う問題提起.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
23
再読。病気や身体障害から回復するためには、医者に頼るだけでなく、自分自身で責任を負う必要があることは自明の理です。しかし、その観念の背後にある考えが正されました。患者はもっと積極的になると、回復が早いようです。そして、人間の内部にある再生力、回復力を高めるのが笑いだったり、創造力だったりということがわかりました。さらに、笑いは、本人の回復を早めるだけでなく、周囲でサポートしてくれる人たちの生活の質を高めます。病気になったら、何をやるべきかがわかりましたし、そのための準備をしておこうと思います。2017/03/22
ルル
17
いっぱい笑って、ビタミンC(o^^o) なぜ?!と思う方は是非(*^^*)2019/02/19
ひろ☆
14
膠原病にかかった筆者がその対策として選んだのが、ビタミンCの大量投与+笑い。自ら、選択し、責任を取るという自発的な行動。プラシーボと自己暗示の効果もすごいもんなんだなぁ。2016/01/29
miu
13
少々古い本だけど、笑いの力を再確認したくて。とにかく病には、絶対に治ると信じる気持ちと笑いとビタミンC。身体には元々癒す力や治す力が備わっている。それを存分に引き出すこと。本を閉じてすぐにビタミンCサプリをポチ。そして笑うぞ。2020/04/25
デビっちん
13
医療では解決できないとされた難病も、笑いとビタミンCの効果で治癒させた著者の体験談。前途がまったく絶望的と思われる時でも、人間の心身の再生能力を決して過小評価してはならない。人の心は病気との戦いに非常に大きな役割を果たすが、同様に痛みの抑制にも一役買う。その心を豊かにするために、笑いが効果的である。笑いはいいことが起こり得るように、その手助けをしてくれる。ますます増加すると思われる医療費は、お笑い芸人が救うのかもしれない。たくさん笑う人、人を笑わせることが好きな人は、それだけで魅力的な存在なのだなぁ。2015/07/22