岩波現代文庫<br> 愛妻記

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岩波現代文庫
愛妻記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006030032
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

妻の肝臓がんの手術が終り,余命1年余と告げられたとき,夫は妻の主演映画を撮ろうと決意した.火花を散らす2人の老仕事師の凄絶な夫婦愛の記録.妻は乙羽信子.完成した映画は「午後の遺言状」である.山内久解説.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

101
映画監督の新藤兼人が女優の妻、乙羽さんと共に歩んだ記録です。新藤さんは生誕1912年〜没2012年と御長寿でした。乙羽さんは12歳年下の元宝塚女優で長く新藤監督の愛人として日陰の恋愛に甘んじていましたが新藤監督は54歳の乙羽さんと3回目の結婚をしました。前妻とは資産の半分を分け与え離婚。表面だけ見ると女性に対し強権的で自分本位に見えますが、本書を読むととても繊細で妻を気遣う事が窺えます。涙が溢れてくる…妻の乙羽さんは「おしん」の老年期を演じた方です。遺作になった新藤作品「午後の遺言状」を観てみよう。2024/01/26

rinrin

2
【BOOK(2014)-217】!!!!!!!!2014/11/13

shiaruvy

1
★コメントあとから [2000.01.14 初版]

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