出版社内容情報
小林一茶(1763-1827)は、芭蕉、蕪村と並んで、日本人に最も親しまれてきた俳人である。一茶が生涯に詠んだ約2万句から、年次順に約90句を精選して、自由な口語訳と的確、精細な評釈を付す。僅か90句の1句1句の中に、あまりに人間的だった俳人一茶の生涯を点描して浮かび上がらせる。一茶の入門書としても最適な一冊となっている。
内容説明
小林一茶(一七六三‐一八二七)は、芭蕉、蕪村と並んで、日本人に永く最も親しまれてきた俳人である。一茶が生涯に詠んだ約二万句から、年次順に約九十句を精選して、自由な口語訳と的確、精細な評釈を付す。一句一句の中に、あまりに人間的だった俳人一茶のその時々の情念と境涯を点描して、その生涯を浮かび上がらせる。一茶の俳句への入門書としても最適な一冊となっている。
目次
寛政三年紀行(二十九歳)
寛政句帖(三十~三十二歳)
西国紀行(三十三歳)
挽歌(三十七歳)
父の終焉日記(三十九歳)
暦裏句稿(四十歳)
享和句帖(四十一歳)
文化句帖(四十二~四十七歳)
七番日記(四十八~五十六歳)
八番日記(五十七~五十九歳)
文政句帖(六十~六十三歳)
文政句帖以後(六十四~六十五歳)
著者等紹介
金子兜太[カネコトウタ]
1919年生。俳人。東大経済学部卒。日本銀行に入行。戦後の前衛俳句、社会性俳句運動の主導者となる。小林一茶、種田山頭火を論じ、再評価も行った。1974年、日本銀行を退職。1987年より朝日俳壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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