出版社内容情報
黒澤明は,常に次回作が世界中で待望されたもっとも著名な日本人映画監督である.その驚異の創造力の秘密とは何か.日本映画史研究の第一人者が,全監督作品30作,シナリオ作品,俳優等を論じた黒澤事典ともいうべき労作.
内容説明
『姿三四郎』で鮮烈なデビューをかざり、『羅生門』で国際的な評価を得た黒沢明は、常に次回作が世界中で待望されたもっとも著名な日本人映画監督である。その創造力の秘密とは何か。日本映画史研究の第一人者が、全監督作品三〇作とシナリオ作品を綿密に読みとき、スタッフ、俳優等を論じ、巨匠の精神の遍歴を明らかにする。
目次
1 助監督時代
2 戦時下の出発
3 戦後=問題提起の時代
4 日本映画の黄金時代に
5 挫折と再起
6 サバイバルの時代
7 考察
著者等紹介
佐藤忠男[サトウタダオ]
1930年新潟県に生まれる。国鉄職員、電電公社員、『映画評論』『思想の科学』編集長を経て、映画評論家となる。以後、文化、教育全般にわたる幅広い評論活動を展開。映画評論家、日本映画学校校長
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感想・レビュー
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えふのらん
2
羅生門で藪を照らした鏡や七人の侍の雨といった基本的なことは押さえている。マニアックなところでは用心棒の殺陣を担当したカメラマンのインタビューが収録されていて面白い。(望遠は宮川一夫の担当外だったらしい)。ただ、やはり佐藤の本なので偏りはある。特に戦前戦後の映画には顕著で、全体主義批判に通じると途端に熱量が増す。我が青春や素晴らしき日曜日に十ページ近く割いているのはいきすぎだろう。(同じ体制批判でも悪い奴ほどよく眠るや天国と地獄には一、二頁程度しか割いていない。2020/11/28
Gen Kato
1
再読。『一番美しく』『生きものの記録』『デルス・ウザーラ』以外はほぼすべて観られたので… シナリオのみの作品も含めて全黒澤印を網羅した質の高い「解題」。2014/08/06
tkm66
0
もちろん資料2002/12/23
みか
0
黒澤映画の全作品が紹介されているため、初心者にとって、どの作品を見ればよいか参考になります。内容は、作品解釈が主ではなく、その作品がどのような経緯で作られたか、黒澤自身が作品にどのような意図を持っていたか、役者の配役はどのようになされたか、撮影の風景などをインタビューなどから明らかにしています。2008/07/14
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