出版社内容情報
人間の心の動きかた、生きるノリ。それはビートルズの出現とともに根本的に変わったのではないか。1960年代のカウンターカルチャーが清教徒革命、産業革命に並ぶ巨大な「精神の変容」を伴ったことを活写した記念碑的著作を全面改稿。2020年代まで射程を広げ、シックスティーズの夢の後先、後期資本主義のエートスを描き直す。
内容説明
人間の心の動きかた、生きるノリ。あるいは未来を夢見る魂の弾み。それらはビートルズの出現とともに根本的に変わったのではないか。1960年代のカウンターカルチャーが宗教革命、産業革命に匹敵する、巨大な「精神の変容」を伴う過程であったことを活写し、対抗文化とは何だったのか内面から光をあてた、記念碑的著作を全面改稿。2020年代まで射程を広げ、シックスティーズの夢の後先、後期資本主義のエートスを描きなおす。
目次
プロローグ、2025
DISK1(A面 夢とウソのロックンロール;B面 ヒップの精神と後期資本主義のエートス)
DISK2(A面 サイケデリックな渦のなかへ;B面 シックスティーズの引き潮)
DISK3(A面 重工業人間の終焉;B面 エロスを走るピューリタン)
DISK4(A面 流体化する自己;B面 ラバーソウルの霞みかた)
著者等紹介
佐藤良明[サトウヨシアキ]
1950年山梨県生まれ、群馬県育ち。東京外国語大学助教授、東京大学教授、NHK英会話講師、日本ポピュラー音楽学会会長、表象文化論学会会長、放送大学教授などを歴任。本書(旧版)以来、ポピュラー音楽を軸とした思索、執筆、教育を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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