岩波現代文庫<br> 平面論―一八八〇年代西欧

個数:

岩波現代文庫
平面論―一八八〇年代西欧

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 21時02分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006003784
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0195

出版社内容情報

白紙に残された表象の痕跡、絵画の二次元、スクリーンに投射される光の運動……。様々な芸術ジャンルを横断しつつ,20世紀の思考風景を決定した表象空間の政治学を明るみに出すチャレンジングな論考。解説、島田雅彦氏。

内容説明

近代的イメージは、いつ、いかにして出現したのか―。一八八〇年代以後の西欧に出現した映画、ファシズム、精神分析という「イメージ」の政治にかかわる二〇世紀的な「装置」を手掛かりに、絵画の二次元やスクリーンに投射される光の運動などの、前世紀の表象空間の特質を明るみに出す。

目次

表象空間の地滑り
1(「蝟集空間」;「無人空間」;“像”と“貌”;「現実的なるもの」をめぐって)
2(“枠”あるいは「イメージ」の自意識;鋳型・骰子・ページ;辱められた黄金;“面”あるいは「イメージ」の「場なき場」)
3(“面”から“幕”へ;時間の断面;鏡と幽霊;“幕”あるいは反=ナルシスの装置)
「平面」と「近代」

著者等紹介

松浦寿輝[マツウラヒサキ]
1954年東京生まれ。作家・詩人・仏文学者・批評家。東京大学名誉教授。東京大学大学院仏語仏文学専攻修士課程修了。パリ第3大学にて博士号(文学)を、東京大学にて博士号(学術)を取得。詩集に『冬の本』(高見順賞)、『吃水都市』(萩原朔太郎賞)、『afterward』(鮎川信夫賞)、小説に『花腐し』(芥川龍之介賞)、『半島』(読売文学賞)、『名誉と恍惚』(谷崎潤一郎賞)、エッセー・評論に『折口信夫論』(三島由紀夫賞)、『エッフェル塔試論』(吉田秀和賞)、『知の庭園 一九世紀パリの空間装置』(芸術選奨文部大臣賞)、『明治の表象空間』(毎日芸術賞特別賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件