出版社内容情報
資本=ネーション=国家が世界を覆い尽くした現在,私たちはどんな未来も構想し得ないでいる.しかし本書は,世界史を交換様式の観点から根本的にとらえ直し,人類社会の秘められた次元を浮かび上がらせることで,私たちの前に未来に対する想像力と実践の領域を切り開いて見せた.英語版に基づいて改訂した決定版.
内容説明
資本=ネーション=国家が世界を覆い尽くした現在、私たちはどんな未来も構想し得ないでいる。しかし本書は、世界史を交換様式の観点から根本的にとらえ直し、人類社会の秘められた次元を浮かび上がらせることで、私たちの前に未来に対する想像力と実践の領域を切り開いて見せた。英語版に基づいて改訂した決定版。
目次
序章 交換様式論
第1部 ミニ世界システム(氏族社会への移行;定住革命;贈与と呪術)
第2部 世界=帝国(国家の起源;国家;世界貨幣;世界帝国;普遍宗教)
第3部 近代世界システム(世界=帝国と世界=経済;近代国家;産業資本;ネーション;アソシエーショニズム)
第4部 現在と未来(世界資本主義の段階と反復;世界共和国へ)
著者等紹介
柄谷行人[カラタニコウジン]
1941年生まれ。思想家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 4件/全4件