出版社内容情報
キューバでのぞいた秘密のパーティ、見知らぬ人たちから怒涛の親切を受けたイラン、なぜか刑務所に入ることになったナミビア……。子供の頃からどこかへ逃げたくて、大人になって世界を一周する旅に出た著者が、旅先で出会った印象的な人びとや、常識を揺さぶられた経験をひもとく、人生の「避難訓練」としての旅のすすめ。
【目次】
はじめに――「幸せの壺」より旅に出よう
1 日本の常識が崩壊!?
やりたいことは口に出していい
――パンツおばさんと鼻ピアス姉さん(アメリカ)
働かなくていい日は働かない
――カリブの島のポレポレおじさん(ベリーズ)
きっと、祈ってくれている
――囚人ダンスパーティin刑務所(ナミビア)
登頂よりも、楽しめたかい?
――晴れ、時々絶叫のキリマンジャロ登山(タンザニア)
2 中から見ると違う国?
独裁国家と秘密のパーティ
――話の長いカストロ議長とミニスカおばあちゃん(キューバ)
親切が押し寄せる「怖い国」
――もてなすことは当たり前?(イラン)
お腹がすいたら“どこでもレストラン”
――誰でもブラザー・シスターになる(スーダン)
本当の「カッコよさ」って何ですか?
――インド仏教を復興させた日本人(インド)
先入観を捨てて、カンペイ!!
――酔っ払いおじさんにロッカーおばさん(マレーシア、中国、韓国)
3 そして、日本再び
学園サバンナのミーアキャット
大学には入ったけれど――夜逃げ旅のはじまり
会社とイボと世界一周
あとがき――旅と夜逃げと私
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