出版社内容情報
地域づくりに必要なものは何だろう? 今、もともとある美しい自然やまちなみ、伝統、文化、コミュニティを、住民自身が宝物=「根っこ」と自覚し、開発や観光地化ではない方法・活かそうとする動きが増えている。金沢、水俣など、「根っこ」を育て、活かして地域づくりを進める事例をもとに、未来へ続く地域の在り方を提案する。
内容説明
地域づくりに必要なものは何だろう?その土地にもともとある美しい自然やまちなみ、伝統、文化、コミュニティを、住民自身が宝物=「根っこ」と自覚し、開発や観光地化ではない方法で活かそうとする動きが、各地で増えてきている。金沢、水俣など、「根っこ」を育て、活かしつつ地域づくりを進める事例をもとに、未来へつづく地域のあり方を提案する。
目次
はじめに―地域の「根っこ」って何?
序章 私たちは「地域」とどう向きあうのか
第1章 暮らしの「根っこ」を見つめなおす―福島県飯舘村の村おこしと原発事故
第2章 ふるさと・地域を再生していこう―熊本県水俣市の「もやい直し」とその後
第3章 「根っこ」を活かしてまちの文化をつくろう―石川県金沢市に見る新たな挑戦
第4章 過疎からの最先端―石川県奥能登に探る地域の未来
第5章 「根っこ」から地域をつくる
終章 未来へのヒントを地域のなかに探る
おわりに―地域から未来をひらく
著者等紹介
除本理史[ヨケモトマサフミ]
1971年、神奈川県生まれ。大阪市立大学大学院経営学研究科教授。博士(経済学、一橋大学)。専門は環境政策論・環境経済学。岩波書店『環境と公害』編集同人。公害問題を踏まえ、福島原発事故の賠償や被災地の復興を研究
佐無田光[サムタヒカル]
1974年、神奈川県生まれ。金沢大学人間社会学域教授。博士(経済学、横浜国立大学)。専門は地域経済学。主な研究テーマは、サステイナビリティと地域経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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