岩波ジュニア新書<br> 日本一小さな農業高校の学校づくり―愛農高校、校舎たてかえ顛末記

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岩波ジュニア新書
日本一小さな農業高校の学校づくり―愛農高校、校舎たてかえ顛末記

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005008513
  • NDC分類 K526
  • Cコード C0237

出版社内容情報

敷地には野菜畑、果樹園、放牧地が広がり、牛舎、養豚舎、養鶏舎が建ち並ぶ…、生徒数わずか六〇人の学校で生徒たちは三年間、作物栽培や家畜の世話にはげむ。自主自立を学び、人格教育で知られるこの学校で行われたユニークな校舎づくりの顛末記。生徒、教職員、保護者、地域の人々が力を合わせてつくり上げた自分達の学びの場とは?

内容説明

緑に囲まれた敷地には野菜畑、果樹園、放牧地が広がり、酪農牛舎、養豚舎、養鶏舎が建ち並ぶ…。一学年わずか20人の小さな高校で生徒たちはいのちを育む農業を学びます。この本では自主自立、人格教育で知られるこの学校で行われた校舎づくりの顛末を紹介します。魅力あふれる学びの場はどのようにつくられたのでしょうか?

目次

第1章 農を学ぶ学校(からだでおぼえる農業;小谷純一先生;霜尾誠一さん)
第2章 学校って、どうやってつくるの?(突然、学校をつくることになりました;学校のつくり方を知りたい;学校をつくるために、大切な2つの準備)
第3章 こんな学校をつくりたい!(ゲンチク?;本館再生工事スタート!;ここがすてきです)
第4章 学校は、生徒たちの学びを守ってほしい(すてきな学校のもつ力;学校づくりのそれから)

著者等紹介

品田茂[シナダシゲル]
1958年京都府舞鶴市生まれ。茨城大学人文学部卒業。1982年から2009年まで、舞鶴市役所職員。愛農高校、自治体問題研究所をへて、現在、京都自治体労働組合総連合(京都自治労連)勤務。学校法人愛農学園理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

12
たいへんいいお話なのだけど、ジュニア新書だからかちょっと物足りなかった。減築という工法についても、不可能だと思われていたことを話し合いを尽くしてやり遂げた点でも、示唆されるものはたいへん多い。大きなプロジェクトまとめられない大人にこそ、とても有効な本。2017/06/19

アロハ

11
図書館本。日本一小さな農業高校の校舎建て替えについての本。母が興味あるかな?と思って借りた本でしたが、読んでみるととても読みやすく、なんだか優しい本でした。農業の大切さ、食物や動物の命を頂く尊さ、を伝えていく学校だからこそ、校舎建て替えについてもこだわりがある。農業の未来を託せるような、なんか明るく優しい話でした。2017/07/28

ゆう

6
★★★  三重県伊賀市にある愛農高校の校舎建て替えの物語。著者はもともと、舞鶴市の市役所職員。しかし娘が進学先に愛農高校を選択したことで、この農業高校と関わっていくことになる。愛農高校の理念である、自然との共存に基づいた学校造りに著者も参加し、果ては市役所をやめて高校で働くことに。建て替えには様々な意見が寄せられるが、全てを『話し合う』ことで認識を共有し数々の賞を獲得する学校が生まれた。優しい文体で一気に読めるが、もう少し内容に突っ込んだ部分もあればよかった。しかし事業の進め方はおおいに参考になる。2017/07/22

三色かじ香

5
新しい校舎が実現すると、要望が出てきやすくなる、その前はどうせ言っても変わらないという雰囲気があった。というくだりがひとつ刺さりました。小さいことでもなにか要望を実現できると、よりよくしようという雰囲気を生み出せるのだなと思いました。また、意欲的に自主的に作業をする雰囲気が高校生の中にあるのもいい環境だなと思います。素敵な高校のお話でした。2021/05/02

つっきーよ

4
全校生徒60人の日本で一番小さい農業高校、愛農高校。その校舎建て替えプロジェクトに抜てきされたのは40代後半になる市役所職員の筆者だった。筆者は建築は愚か農業や教育の経験もない全くの門外漢。校長先生の縁から事務局長に選ばれた。ノウハウだけでなく資金も少なく、校舎の新築には最低でも3億円かかる。けれど、あえて筆者は話し合いという時間のかかる手法で進めて行く。様々な意見が出ることでそれ自体が障壁となっていくが、良い意味で少しずつ事態が思わぬ方向に進む。自然との共生や話し合いの大切さについて考えさせられた。2025/07/31

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