岩波ジュニア新書
スギナの島留学日記

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  • サイズ 新書判/ページ数 160p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007936
  • NDC分類 K916
  • Cコード C0237

内容説明

島根県沖60kmにある隠岐諸島に、いま熱い視線が注がれている。一次産業による島おこし、Iターンした若者の活動、島外から留学生を迎えての活発な高校教育。本土から海士町にある県立隠岐島前高校に留学したスギナが、2年半にわたって体験してきたことは?曇りのない目で語る、島の人々や自然、充実した学びの日々。

目次

第1章 私は島留学生
第2章 高校で
第3章 休日に
第4章 島の春夏秋冬
第5章 島の人たち
第6章 杉菜と朋美のおすすめの場所・食べ物

著者等紹介

渡邊杉菜[ワタナベスギナ]
1997年兵庫県篠山市生まれ。現在、島根県立隠岐島前高校3年生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

361
スギナさんの隠岐島前高校(島根県)留学記。彼女は兵庫県の篠山市の中学校を出た後、父親の勧めもあって体験留学を経て、正式に3年間の高校生活を過ごした。1学年50人定員の小規模な高校である。もともとは過疎化が進む島の高校の活性化を図った試みだろうが、島外からの留学生を迎えて成功しているように思われる。島外生は寮生活だが、毎日の学習は結構ハードでありながら、親密な関係性の中で楽しく毎日を送っているようだ。ここの特質は、抽象的な勉学ではなく、身近な経験に即した問題を自ら解決していくことにあり、これも有効のようだ。2020/05/04

インフルエンザになった寺

70
図書館でこの本をたまたま手に取り、めくっていたら12ページの写真で胸の谷間が見えていたので衝動的に借りてしまった。しかし一読そんな助平心を恥じた_(._.)_。題名にある「スギナ」とは著者である渡邊杉菜さんの名前。著者はこの春卒業する高校3年生。兵庫出身ながら島根の隠岐島にある公立島前高校に進学。小人数で独特の教育をする島前高校の学生生活を書いた本である。進学を控えているであろうに著作をしたのは大変だっただろう。著者に纏わる人達の文章もあり、島の学生生活が多面的に解る。(コメント欄に続く)2015/02/12

けんとまん1007

18
先に読んだ本の関連本。実際に、島前高校に在学していた生徒の日記の形式をとっていて、それが、とえも微笑ましい。実際に入学し、島で暮らしながら、今度は迎える側にもなる、そんな日々が高校生らしい文章で綴られている。ヒトツナギは、あらゆる世代に通ずる共通のキーワードだと思う。人が人たる所以は、そこにあるのだと思う。決して一人では生きていけないし、その中で、中心線をどこに置くのかで、本人だけでなく周囲も大きく変わりうる。この高校をのぞいてみたい。2016/12/28

@nk

16
宮下奈都のエッセイを読み、山村や離島への留学に興味も待ちました。持った、と言うか結構な勢いで(子どもの意見は一旦放置して)検討を始めています。ひとまず現地の雰囲気を探るべく、本書を手に取りました。当時現役の高校生が隠岐島の離島留学の日々を綴るのですが、合間に差し込まれる現地の方々の文章が、著者が伝える情景を浮かび上がらせている。大自然の素晴らしさ、留学生活の楽しさもありますが、何より教育環境の質の高さに驚いた。都会の進学校を目指すことも1つかもしれません。ただ、隠岐島のような環境を活かし⇒2019/05/15

アキ

15
島根県隠岐諸島・豊前では、島民・自然・産業・伝統行事といった「地域」が教材。日本の縮図とも言える地域の実情は向き合うべき格好の課題。生徒数が少ないことを逆手に取った「少数教育」の下、「ヒトツナギ」「夢ゼミ」「島留学」「公立塾」といった取り組みで地域で教え育み合う教育を実践。「島親」を頼りに本土から来たスギナの2年半にわたっての経験が率直な文章で綴られる「日記」のようなこの本。送り出す親や迎える地域の「覚悟」、飛び込む本人の「勇気」が根底にあってのプロジェクトと感じることができ、何か羨ましくもなってくる。2015/10/08

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