出版社内容情報
〈憲法がはっきりと認めていることがらについて、憲法がはっきりと認めている方法でしか、権力者は政治を行うことができない〉という「立憲主義」の解説から始まる、日本国憲法の定評ある入門書の最新版。憲法改正への声の高まる今、人権保障、権力の民主化、平和主義など世界に誇れる現憲法の考え方を深く学ぼう。
内容説明
“憲法がはっきりと認めていることがらについて、憲法がはっきりと認めている方法でしか、権力者は政治を行うことができない”という立憲主義の解説から始まる、日本国憲法の定評ある入門書の最新版。現憲法は、近現代における人類の苦しみを克服しようとする原理・原則をもつ。人権保障、権力の民主化、平和主義など、その考え方を深く学ぼう。
目次
1 現代社会と立憲主義
2 日本の立憲主義のはじまり―大日本帝国憲法(明治憲法)
3 日本国憲法の制定
4 日本国憲法のしくみ
5 日本国憲法はどのように運用されてきたか
6 日本国憲法を国民の手に―主権者・国民の出番
著者等紹介
杉原泰雄[スギハラヤスオ]
1930年、静岡県伊豆半島の大仁町に生まれる。軍需工場へ動員されていた旧制中学3年のとき、空腹のなかで「8月15日」を迎え、戦争と平和の問題を考えざるをえなくなる。翌年、日本国憲法に出会う。1961年、一橋大学大学院法学研究科博士課程を卒業(法学博士)。一橋大学教授、東海大学教授、駿河台大学教授を経て、一橋大学名誉教授、駿河台大学名誉教授。専攻は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬参仟縁
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