出版社内容情報
文章がうまく書けない人は,言葉に注目してみよう.まず,文字の使い方,語彙の選び方,文の組み立て方,段落の構成法,と順を追って,日本語のしくみを知り,書くための基礎を学ぼう.次に,報告文,論説文,文学表現,手紙,と種類に応じた文章の書き方を学ぼう.日本語学者がわかりやすく語る,まったく新しい文章レッスン.
内容説明
文章のキホンは、まず言葉から、文字の使い方、語彙の選び方、文の組み立て方、段落の構成法、と順を追って、日本語のしくみを知り、“書く”ための基礎を学ぼう。次に、報告文、論説文、文学的表現、手紙、と種類に応じた文章の“書き”方を考えてみよう。日本語学者がわかりやすく語る、まったく新しい文章レッスン。
目次
第1部 基礎編(まずは「文字」から;どんな「語」を使う?―ボキャブラリーの輝き;「文」を組み立てる;「段落」をまとめる)
第2部 応用編(わかりやすく伝える―報告文;私の考えを主張してみる―論説文;ちょいとブンガクしてみる―詩、俳句、短歌、随筆、物語など;心を伝える―手紙文)
著者等紹介
森山卓郎[モリヤマタクロウ]
1960年3月京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。京都教育大学名誉教授。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了(学術博士)。専門は日本語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まさむ♪ね
4
日本語の奥深さ、底力を見た。何気なく使いすぎていたような気がします。もっとよく考えて使えば日本語の持つ力を引き出すことができるのではないか。なんか書きたくなってきたぞー。2013/06/22
みけねこ
1
言葉は面白いけど、書いて表現するって難しいなあと日々思う。 本の感想も、もっと上手いこと書けるようになりたいなあ。2019/05/08
numainu
1
評価A2014/06/26
takao
0
あっさりと書いてあるが、奥が深い。2016/10/30
乱読家 護る会支持!
0
「おさめる」の漢字は「収納修治」となぜ漢字が異なるのか。逆に「生」は、「うむ、はえる、いきる、おいしげる、なま」と様々な音を使うのか。(答えは、元々の日本語と外来文字である漢字の違いらしい)「情けは人のためならず」は、他人に情けをかけることが自分にかえってくるので、自分のためになるの意味など、役立つ?雑学が前半。後半は意外にしっかりと文書の書き方のお勉強。前半部分をふくらました本が読みたいなあ。2013/08/04