出版社内容情報
放射線は,私たちの体にどう影響するのだろう.そもそも「原子力」とはどういうエネルギーか,放射性物質はほかの物質とどう違のうか,半減期や除染の本当の意味などを,中学までに習った理科の知識をもとに,周期表やDNAの基礎からやさしく解説.中学・高校の副読本や課題図書に最適.これからどうするか,未来を考えよう!
内容説明
放射線は、私たちのからだにどう影響するのだろう。そもそも「原子力」とはどういうエネルギーか。放射線物質の性質、半減期や除染の本当の意味などを、中学までの理科の知識をもとに、原子の構造や周期表、DNAの基礎からやさしく解説。
目次
序章 東日本大震災のもたらしたもの
第1章 「原子力」とはどういうエネルギーか(原子力のエネルギーとは何だろう?;放射性物質と放射線の発見;ウランの原子核からエネルギーを取り出す;半減期とは?;単位の話―ベクレル(bq)とシーベルト(Sv))
第2章 放射性物質とはどんなものか(元素の周期表で元素の位置を確認する;放射性物質と元素の周期表;原子爆弾と原子力発電と元素;元素の周期表と化学結合)
第3章 放射線は生物にどのように影響するか(遺伝子の本体DNAへの影響;今おきていること、子孫に受け継がれること;毒も薬になる、薬も毒になる;身を守るために物質の性質をもっと知ろう)
第4章 どうしたら科学で身を守ることができるか(放射性物質はどのように飛散し濃縮するか;ゴミを減らす方法と放射性物質を減らす方法の違いは何か ほか)
終章 科学は何ができるか
著者等紹介
小谷正博[コタニマサヒロ]
1939年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程(理学博士)。学習院大学理学部助教授。教授を経て、同大学名誉教授
小林秀明[コバヤシヒデアキ]
1960年生まれ。東京学芸大学大学院(理科教育専攻)修了。NHK高校講座番組講師、日本歯科大学などの非常勤講師を歴任。現在、慶應義塾大学女子高等学校教諭
山岸悦子[ヤマギシエツコ]
1958年生まれ。立教大学理学部物理学科卒業。学習院大学大学院自然科学研究科(化学専攻)博士前期課程修了。同大助手などを経て、立教女学院中学校・高等学校教頭
渡辺範夫[ワタナベノリオ]
1946年生まれ。学習院大学大学院自然科学研究科(化学専攻)博士課程修了。理学博士。武蔵中学・高等学校教諭を経て、同校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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