出版社内容情報
2000年12月,一家4人が殺害された「世田谷事件」.突然,妹一家を失った著者は,絶望のどん底に突き落とされる.周囲の偏見,心ない報道,愛する家族を助けられなかった自責の思い…….深い悲しみに向き合うなかで,どのように生きる意味をつかんだのか.つらく,悲しい思いを抱えるあなたへ送る希望のメッセージ.
内容説明
2000年12月、一家4人が殺害された「世田谷事件」。突然、妹一家を失った著者は、絶望のどん底に突き落とされる。周囲の偏見、心ない報道、愛する家族を助けられなかった自責の思い…。深い悲しみに向き合うなかで、どのように生きる意味をつかんだのか。つらく、悲しい思いを抱えるあなたへ送る希望のメッセージ。
目次
第1章 奪われた命
第2章 事件のあとに―遺族の悲しみと苦しみ
第3章 悲しみからの回復―「私の物語」を求めて
第4章 悲しみの共感へ―夫、息子、母それぞれの思い
第5章 再びの悲しみ―事件から一〇年目に
第6章 喪失が与えてくれるもの
第7章 答えのない問いに向き合う
著者等紹介
入江杏[イリエアン]
国際基督教大学卒業。イギリスの大学で教鞭を執るなど、10年近い海外生活の後、帰国。2000年12月31日未明、殺人事件によって、妹一家四人を失う(「世田谷事件」)。その後、犯罪被害からの回復、自助とグリーフケアに取り組みながら、学校などで絵本創作と読み聞かせ活動に従事している。最近では自殺、難病と様々な現場の問題に取り組み、当事者の声を社会につなげようとフィールドの領域を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けんとまん1007
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