内容説明
図書館でなら、新刊から古い本まで、どんな本にもいつでも出会えます。うっかり見過ごしてまだ読んでいない選りすぐりの本、何度も読み返したい古典、あなどれない絵本、教室での読書や朗読に役に立つ本など、100冊のおすすめ本を紹介。図書館利用の達人になって、本当に読みたいあなたの1冊を見つけましょう。
目次
1 まだ読んでいない選りすぐりの文学
2 まだ読んでいない選りすぐりのノンフィクション
3 読み直したい古典
4 とっておきの絵本
5 教室で役に立つ本
著者等紹介
田中共子[タナカキョウコ]
1947年東京都生まれ。國學院大學文学部日本文学科卒業。司書。杉並区立の地域図書館、杉並区立中央図書館などを経て、現在、杉並区立中央図書館嘱託。全国各地での読書推進のための講演会講師、図書館員養成講座の講師をつとめる。児童文学についての紹介記事や書評を雑誌等に執筆。日本図書館協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(*>∀<)ノ))★
13
中高生向けの100冊みたいだけど、大人でも楽しめそうです(๑′ᴗ‵๑)2016/05/25
kajikimaguro
8
とても読みやすい文章で100冊のおすすめの本を紹介してくれる。はじめに、で目の前にない本との出会い方が書いてあるけれど、読メを活用、ってのを追加しても♪なんて思ったり(笑)読んでみたい本が増えました。2014/06/22
くぅ
3
14年前に書かれたのもあってか、紹介される本は全体的に少々古めではあったが、最近では比較的最新で映画化されたり賞を受賞したものばかり追っていたように思う。だから、この本の中に紹介された昔話や10年前に人気だった本を知れたことは、私にとって自分以外の過去を振り返る感情を呼び起こしてくれた。また近いうちに図書館にいこう。そして、100冊のうち10冊は読んでみよう。そういう気持ちになった。司書である作者の本に対する愛や魅力を語る文章には、敬愛の念しかない。2023/12/15
ブルーツ・リー
3
良くも悪くも中高生向けだなあ、という印象を受けた。 岩波ジュニア新書の本は「子供にも読める」という本であっても「子供にしか読めない」という本は少ないのだけれど、この本の作りは明らかに子供を意識していて、大人は余り読まない本の紹介が多かったように思う。 「沈黙の春」辺りは子供に限らず、人類にとっての古典だと思われるけれど、それ以外の本は、ちょっと、子供の方に気持ちが寄り過ぎているかも知れない。 ただ、この本を読んで、少しでも、中高生が、スマホばっかりやっていないで、本を読むようになってくれたら、とは思う。2022/12/15
孔明
3
読みたくなるように素敵に本を紹介してくれます。逆にこんなに読めませんと思い焦ってしまいますが。いつかは手にしたい本ばかりでした。図書館職員とは仲良くして、自分を知ってもらえれば、職員も本を紹介しやすくなるのは確かにそうですね。面白い本は無い、面白いと思う本が有るのですから。2014/10/18