内容説明
金印、古墳、元寇、日宋貿易、博多商人の活躍など、福岡は古代の昔から現在まで、中国・朝鮮へ開かれ、常に文化・経済の交流窓口として活躍してきました。さらに発展を続ける国際都市・福岡を、金印公園をスタートに歩けば、日本の歴史の流れが見えてきます。福岡の魅力に迫るコンパクトな修学旅行ガイド。
目次
プロローグ 金印公園から何がみえる
第1章 交流の歴史は古代から(交流のはじまり;縄文人と弥生人―金隈遺跡 ほか)
第2章 海洋都市博多の時代(古代の迎賓館、鴻臚館;中国人商人と禅宗 ほか)
第3章 博多から福岡へ(秀吉が再興した博多;福岡城の歴史 ほか)
第4章 国際都市・福岡(近代都市福岡の誕生;福岡を支える輸送の力 ほか)
著者等紹介
武野要子[タケノヨウコ]
1929年生まれ。九州大学大学院修了。専門は日本経済史。福岡大学教授、兵庫大学教授を経て、現在福岡大学名誉教授。博多町人を通して近世の貿易史を研究し、「自分の足で歩いて、まちの共同体のなかに入っていく」ことを信条としている。2004年に福岡県文化賞、2005年に西日本文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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