感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
42
【シリーズ森11】地球環境を考えるにあたってアマゾンの熱帯雨林の意味は大きい。著者は環境研究者の立場から長らく国際的なブラジル熱帯雨林保護のためのプロジェクトに関わってきた。本書はその体験談を交えながら、熱帯雨林の開発と保護の取り組みをやさしく報告してくれる。そもそも<開発と保護>の両立となると、現在のコロナ感染防止と経済の両立と同じように(いや国際力学が絡まるのではるかに)困難な課題だが、コンパクトに上手くまとめられている。とはいえやはりこのページ数では厳しいな。もっと知りたいという気にさせられる↓2021/04/21
yyrn
1
アマゾンで見聞した個人的な体験や感想と、学術的な説明が交互に出てくるので少し読みにくかった。小中学生に南米の雰囲気を伝えたいからなのだろうが、作家の文章のようにこなれていないので魅力が十分に伝わらず、かえって邪魔をしているように思えた。学術的成果に絞って分かり易く話してもらった方がよかったのではないか。なお、46頁に記載のアマゾン川とミシシッピ川の断面比較図では河口から800km上流でさえ川幅2.2km、水深60mの逆台形のアマに対してミシは幅1km、深さ30mの逆三角形に過ぎないとか。水量がケタ違いだ。2015/12/30
ゆかちん
0
難易度★★★☆☆2015/05/10
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