出版社内容情報
台地の上に貝塚が残されているのはなぜ? 土器や道具はどのように使われていた? 遺跡を歩き,掘り,土器を再現することで縄文の生活がいきいきとよみがえってくる.疑問と推理が楽しい考古学への入門書.
内容説明
台地の上に貝塚が残されているのはなぜ?土器はどのように使われていた?―遺跡を歩き、掘り、土器を再現していくと、縄文の生活がいきいきとよみがえってくる。一片の土器のかけらがかたる物語に耳をかたむけ、たくさんの疑問と鋭い推理力で、楽しく考古学してみよう。
目次
序章 考古学との出会い
1 縄文時代の遺跡を掘る
2 貝塚の物語
3 縄文時代の生活と土器
5 縄文時代のムラの成り立ち
6 交換の神話と縄文社会
7 発見と説明の振り子―われわれは何を求めるのか
著者等紹介
阿部芳郎[アベヨシロウ]
1959年千葉県生まれ。明治大学文学部・同大学院博士課程で日本考古学を専攻。史学博士。明治大学文学部助教授。専門は縄文時代。現在は、遺跡を発掘しながら、実験考古学の手法なども取りいれて、道具としての縄文土器の特徴について研究している
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