岩波ジュニア新書
縄文のくらしを掘る

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  • サイズ 新書判/ページ数 216,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005004195
  • NDC分類 K210
  • Cコード C0221

出版社内容情報

台地の上に貝塚が残されているのはなぜ? 土器や道具はどのように使われていた? 遺跡を歩き,掘り,土器を再現することで縄文の生活がいきいきとよみがえってくる.疑問と推理が楽しい考古学への入門書.

内容説明

台地の上に貝塚が残されているのはなぜ?土器はどのように使われていた?―遺跡を歩き、掘り、土器を再現していくと、縄文の生活がいきいきとよみがえってくる。一片の土器のかけらがかたる物語に耳をかたむけ、たくさんの疑問と鋭い推理力で、楽しく考古学してみよう。

目次

序章 考古学との出会い
1 縄文時代の遺跡を掘る
2 貝塚の物語
3 縄文時代の生活と土器
5 縄文時代のムラの成り立ち
6 交換の神話と縄文社会
7 発見と説明の振り子―われわれは何を求めるのか

著者等紹介

阿部芳郎[アベヨシロウ]
1959年千葉県生まれ。明治大学文学部・同大学院博士課程で日本考古学を専攻。史学博士。明治大学文学部助教授。専門は縄文時代。現在は、遺跡を発掘しながら、実験考古学の手法なども取りいれて、道具としての縄文土器の特徴について研究している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

5
【心の琴線に触れた言葉】宝探しと学問上の「発見」の違いは、宝探しは単にものを探すことであり、学問上の「発見」は、それまでの定説がどのような根拠によってできたのか、ということを十分に知らなければ見つからないということである。くり返しになるが、考古学の大発見は「珍しさ」や「古さ」「大きさ」などという形容詞とはもともと無縁のものなのだ。2013/11/20

散りいぬ

0
歴史や昔の人々の暮らしに思いを馳せてに憧れたっていいですよねぇ。2015/12/17

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