出版社内容情報
気軽なおしゃべりや，eメールなどでの断片的なやりとりもいい．でも，信念をかけて相手に自分を伝えなくてはならない重大な場面も必ずある．日本語でも英語でも，自分自身を主張するときには何が大切なのだろうか．
内容説明
世界の人たちとの交流が進み、インターネットでの情報流通も日常的になった今、事実上の国際語である英語を使って自分を自分らしく伝えることの重要性が高まってきました。英語を使いこなすためには、じつは日本語を上達させることが大切です。日本の西欧化の源流をたどりながら、日本語と英語の実力を磨くにはどうすればいいのかを考えます。
目次
１ 読む、書く、話す
２ いかに書くか
３ いかに話すか
４ 共通の言語
５ 自分を表現する原点
６ 青春を生きる
著者等紹介
荒田洋治［アラタヨウジ］
１９３４年岡山市に生まれる。５６年東京大学医学部薬学科卒業。一時製薬会社に勤務、電気通信大学助手をへて東京大学理学部助教授、８６年同薬学部教授。９４年、水の応用分野の研究機関「機能水研究所」所長。同年アップジョン科学研究フェローシップ賞、９８年日本薬学会賞受賞。現在、理化学研究所研究顧問、東京大学名誉教授、理学博士
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Evod
2
中高生を対象にした上から口調に辟易するけれど、経験を積んだ著者だから言える部分が多々あります。日本人たる己を如何に表現するか、そのためには何をなすべきか。表現を題材にしてあるにふさわしく、豊富な例とともに読みやすい文章で述べられています。ただ、説教の多い本書から中高生がその意味をつかめるまで読めるのか、そもそもこれを手にとるのかすら疑問に思う絶版中の現在。2010/01/11
おおくま
1
自身の出身国のことを知らずして一流の人物にはなれない。これから生きていく上での目標として、「信念があり、貫ける人間」「考えて、行動している人間」と決めました。2011/06/07
ぼけみあん＠ARIA6人娘さんが好き
0
年配の著者から若者へ向けての自己表現の指南。ちょっと説教臭い印象を受けるかも知れないが、それなりに参考になる内容だと思う2009/05/22
ミミクロ
0
批判はするけど具体的な解決策はないんだ…2021/03/22
