出版社内容情報
「クラスになじめず学校嫌いになったが…」「親は進学を望んでいるが就職したい」「自信がなくて好きな人に告白できない」….友だちや恋,学校や進路,自分の性格や家族などの悩みに,あたたかくかつ厳しくアドバイスする.
内容説明
自分の性格がきらいになったり、学校がいやで不登校になったり、失恋したり…。高校生の悩みはつきません。進学・就職などの進路、友だちや家族のことなど、いろいろな相談に、若者の味方を自認する著者が「元気だせよ」と声をかけながらアドバイスします。困っている親たちの相談も収録。
目次
1 HELP!―悩む高校生編(友だちのこと、そして恋;こんな性格、直せますか;学校に行きたくない;受験の憂うつ、進路の不安;家族が頭痛のタネ)
2 親だって困ってる編(高校生の同伴者として;茶髪・ケータイ・外泊)
3 旅立つ人へ
著者等紹介
斎藤次郎[サイトウジロウ]
1939年生まれ。法政大学文学部卒業。子ども調査研究所員を経て、教育評論家。つねに子どもの目線、立場にたって発言をしつづけている。現在、『東京新聞』『新潟日報』の「子どもなんでも相談」回答者
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感想・レビュー
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ブルーツ・リー
4
人生の問題は、人生の中で決着を付けないといけない。 「なんでも相談」という事で、高校生の悩みに回答しているけれど、高校生ともなると、悩みの内容は人生にダイレクトに関わって来るようなものも多く、手紙一通をもらっただけの人物がどうのこうのと言える問題ではない。と思った。 これは著者の問題ではなくて、人生相談というシステム自体の問題だと思っていて、どんなに高名な作家も、優秀な博士も、他人の人生を変えてしまう事は許されないと思うのだ。 人生相談に頼るより、現実世界で、誰か、相談できる人を、何とか探す事ではないか。2021/08/13
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