岩波ジュニア新書 インターネットを使いこなそう （新版）

中村 正三郎【編著】

岩波書店（2002/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 230p／高さ 18cm
• 商品コード 9784005003914
• NDC分類 K547
• Cコード C0204

出版社内容情報

インターネットの可能性やその仕組み，発展史をやさしく解説した入門書，待望の新版．最新技術やセキュリティーの問題が充実．中学・高校の実践例，用語集など付録資料も便利．新指導要領の「情報」に最適の書．

内容説明

インターネットとはどんな世界か、その社会的意義も含めてわかりやすく解説した入門書、待望の新版です。注目されてきた理由やしくみ、発展史などの基礎知識に加え、ブロードバンドなどいま注目の技術、セキュリティの問題やマナーなどが充実しています。中学・高校のユニークな実践例も紹介しました。

目次

第１章　インターネットってどんな世界？（インターネットの衝撃；インターネットに息づく精神　ほか）
第２章　インターネットの歴史と技術（インターネットの歴史；インターネットのしくみ　ほか）
第３章　インターネットのサービス（インターネットを利用するには；ＷＷＷ（Ｗｅｂ）　ほか）
第４章　セキュリティに注意しよう（無防備では危ないインターネット；ウイルスやワームって何だろう　ほか）
第５章　コミュニケートする学校（生徒がつくるアクセス数２５万件を誇るサイト；２００近いホームページの閲覧から　ほか）

著者等紹介

中村正三郎［ナカムラショウザブロウ］
１９５９年福岡県生まれ。九州大学工学部情報工学科修士課程修了。プログラマとして多くのソフトを手がける。（株）管理工学研究所、（株）ソフトヴィジョンを経て、現在（株）アンテナハウスにてＸＭＬやゲノムのプロジェクトに従事。九州大学、慶応義塾大学非常勤講師。オープンソースを推進するＲｉｎｇ　Ｓｅｒｖｅｒプロジェクト代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

岩波新書愛好会】３年が一昔のインタネットの世界で、６年前の本は２昔前。inter nationalが国際であるのと同様の意味で、inter networkがネットワークとネットワークの相互接続であることを最初に説明している。基本的な機能は変わらない。 ネットワークの相互接続であることを理解していないと、インタネットに対する誤解が生まれる。コミュニケーション革命、電子化できるものは流通する、自由でオープン、ボランティアと共有精神、インタネットはすべての人のものという積極的な側面の紹介がある。

2008/09/23

[くろほ]

さすがジュニア文庫だけあって書いてあることは的確なことだらけ。自分の知識の穴を埋めてくれた。だが、さすがに2002年に出された本なので現在とは大分違うな。。

2010/10/27

[ブルーツ・リー]

情報古すぎ！ ネット回線は３２ビットだとか、ファイアウォールで情報を守ろう！とか書いてある(笑) これは、情報についての本では無くて、考古学の本かと思われます。 ちなみに自分はかの昔、IT業界にちょっとだけ居たことがあるため、すごい懐かしい言葉たちが溢れていました。 昔はこうだったなあ〜って、私のようなおっさんが読む分にはまだ面白く読めるかも知れないけれど、今のネット状況とは余りにも状況が違いすぎるため、今の学生にとっては参考になる情報は殆ど何も無いと思われます。 版を改める事が必須かと存じます。

2023/11/24

[舫]

今となっては古く技術的には、読まないほうがいいかも知れません。しかし、20世紀末のインターネットがどんなふうだったのかを知るには良いかも知れません。個人的には、当時のインターネットの状況が少し分かって興味深かったのですが。

1999/10/01