出版社内容情報
ニュートン力学を中心とした物理学の基礎中の基礎が,この1冊で理解できる.日常の身近な例を引き,科学史のエピソードや微積分の基本も交えながらの解説は,物理という科目や数式へのアレルギーを取り除いてくれます.
内容説明
「慣性の法則」から「万有引力」まで、ニュートン力学を中心とした物理の基礎中の基礎がこの一冊でよくわかる!スポーツなど日常の身近な例、科学史のエピソード、微積分の基本も交えての解説は、物理という科目や数式へのアレルギーをとりのぞき、教科書だけでは絶対に味わえない物理学の魅力的な世界に誘います。
目次
歌の世界
バッターの手元で加速するボール
F1―時速300キロの世界
「力」のある人
「目には目を、歯には歯を」
「仕事」のできる人
衝突の物理
コペルニクス的転回
ニュートンのリンゴ
神のジグソーパズル
相関関係と計量化
ニュートン力学から現代物理へ
著者等紹介
竹内淳[タケウチアツシ]
1960年徳島県生まれ。1985年大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程修了。理学博士。富士通研究所研究員、マックス・プランク固体研究所客員研究員などを経て、1997年より早稲田大学理工学部応用物理学科助教授。専門は、半導体物理学
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそ
67
★★★☆☆物理の超入門書。学生時代このような先生に当たりたかったな〜。岩波ジュニア新書をこれからももっと活用していきたい。2016/10/07
takao
4
ふむ2024/03/02
チクタクマン
1
力学に焦点を絞った入門書で、一つのトピックに対してかなりの紙幅が割かれている。スポーツや自転車等の身近なものを例に説明がされており、とても分かりやすかった。「興味はあるけど物理はちょっと…」という人に是非オススメしたい。2017/01/28
さとうゆうや
0
物理に苦手意識のある高校生や社会人に向けた物理の入門書。本書は多くの人がつまづくニュートン力学を中心に説明されていて、物理への興味を喚起する大変わかりやすい本になっている。全12章の構成だが、中には計算式の登場しない章もあり、物理以前に数学嫌いの人間にも大変易しい。説明の為のトピックも、俳句、野球、F1、ハンムラビ法典と多岐にわたっており読み物として面白い。オススメです。2015/01/08
オランジーナ@
0
わかりやすくて良かった2014/11/09