出版社内容情報
こんなに面白い青春を送った奴がいただろうか.「役者になりたい」-自衛隊,マラソンやサバイバル,売れない修行時代-泣いたり,笑ったり,怒ったり,その夢だけを追いかけて,がむしゃらに駆け抜けていく.読むと元気がわいてくる,俳優・今井雅之の破天荒な青春記.
内容説明
こんなにおもしろい青春を送ったやつがいただろうか。「役者になりたい!」―自衛隊での苛酷な訓練生活、限界をためすため自らに課したマラソンやサバイバル、売れない修行時代―泣いたり、笑ったり、怒ったり、その夢だけを追いかけて、一直線に突っ走る。読むと元気がわいてくる、俳優・今井雅之の破天荒な青春記。
目次
第1章 役者になりたい―“夢”ってなんだ?
第2章 涙の自衛隊―“自分”ってなんだ?
第3章 マラソンとサバイバル―“限界”ってなんだ?
第4章 やっぱり売れない!―“ハングリー”ってなんだ?
第5章 やっと売れた!―“夢がかなう”ってなんだ?
第6章 若いぼくらにできること―“青春”ってなんだ?
著者等紹介
今井雅之[イマイマサユキ]
1961年兵庫県生まれ。高校卒業後、一年半の陸上自衛隊勤務をへて、86年法政大学文学部卒業。「ザ・ウインズ・オブ・ゴッド」で、91年度文化庁主催芸術祭において、史上初の原作・脚本・演技の三役を受賞。93年には、同作品で国際連合作家協会芸術賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ふしぎ
4
自衛隊で厳しい訓練を受け鍛えられた。自衛隊を辞めて役者を目指す著者が自分を試すために様々なチャレンジをする。東京ー大阪を真冬に野宿でマラソン。奥多摩の山奥に塩とナイフだけ持って7日間サバイバル。厳寒の北海道を徒歩で縦断。最後は本州縦断マラソン。無意味に思える挑戦を繰り返してこれだけやったんだから必ず役者になれるはずだと自信をつける。すごくおもしろい。その後役者として様々なオーディションを受けるも売れず、仕方なく自分で書いた脚本がザ・ウインズ・オブ・ゴッドで、これが話題となって仕事が舞い込むようになる。2022/05/03
andhyphen
3
夢をもつこととあきらめないこと。ほんとに面白くて元気になる。2010/02/09
はるみみ
2
彼が亡くなってからこの本の存在を知ってたくさんの古本屋を回ってやっと手に入れて読みました。 なんてアツい、なんてまっすぐな人なんだろう、こんな人の演技を是非ともこの目で観たかった。 ご冥福をお祈りします。2016/02/07
ユウキ
1
正直、今井さんに関しては「たまに見かける脇役的な人」という印象しかなかった。この本はもっと早く読んでおきたかったな。もっと早く読んでいたらきっと今井雅之のファンになっていたに違いないのだから。彼の行動力突破力には本当に頭が下がります。読めば何かをせずには居られなくなるような、ひたすら熱い本です。2018/03/03
もと
1
Winds of God 一生忘れません。戦争に対する考え方が変わりました。それは、決して戦争を肯定することではなく、生きることの考え方が変わりました。今井さん ありがとうございました。2015/06/22