出版社内容情報
かたや戦後史に残る大事件をつぎつぎに担当した大ベテラン社会部記者,かたや医療・介護問題に切り込む気鋭の女性記者.2人が,支局時代の苦労から記者としてのライフワークまで,記者という仕事の意義とおもしろさを体験を交えて語ります.新聞を作る側の臨場感が伝わると同時に,読む側へのヒントもいっぱいの熱血対談.
内容説明
かたや戦後史に残る大事件を次々に担当した大ベテラン社会部記者、かたや医療・介護問題に斬り込む気鋭の女性記者。二人が、支局時代の苦労から記者としてのライフワークまで、記者という仕事の意義とおもしろさを体験豊富に語る。新聞を作る側の臨場感が伝わると同時に、読む側へのヒントもいっぱいの熱血対談。
目次
第1章 支局ぐらし(大人への脱皮;かけ出し記者の日常;支局というところ)
第2章 社会部と政治部(政治部初の女性記者;政治家と政治報道;社会部記者としての二十年 ほか)
第3章 記者のライフワーク(政治部から学芸部へ;テーマを見つける;戦争の影をひきずって ほか)
第4章 新聞記事を書くということ(人間としての記者;女性記者は新聞を変えるか;緊張の持続、志の持続)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
4
中高生向けに、新聞記者と言う職業について紹介してくれている本だと思ったら、内容はベテランと中堅の新聞記者による対談形式で、まあ、新聞記者という職業についても書かれてはいるのだが、ベースにあるものは、社会をどう見るか。という視点のようにも思われる。 新聞記者の目を通して、社会問題にぶつかって、何を考えて来たか。という訴える事は、まさに現代社会に触れる事であって、これは、職業を紹介する本ではなくて、現代社会を見る視点を紹介する本だと思った方が良さそう。 記者の仕事を通じて現代社会を考えるきっかけとして欲しい。2022/08/02
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