出版社内容情報
いまや社会は「テレビが存在すること」を前提として成り立っている.この最も身近な友人の正体とは? 第4の権力といわれるマス・メディアの特性,テレビ報道の問題点など,具体例豊富に語るテレビ・リテラシー入門.
内容説明
大事件のあいついだ95年、日本人のテレビ視聴時間は一日平均3時間45分に達しました。いまや社会は「テレビが存在すること」を前提として成り立っています。この最も身近な友人の正体とは?第四の権力といわれるマス・メディアの特性、テレビ報道の問題点など、具体例豊富に語るテレビ・リテラシー入門。
目次
第1章 人は、なぜ、テレビを見るか(「テレビドラマを見ていた」ではアリバイにならない;ネクタイは何色の水玉模様?話の中身はそっちのけで… ほか)
第2章 人は、どれだけ・どのようにして、テレビを見ているか(一年のうち、のべ50日間テレビを見ている勘定。エエッ!?ウッソー…;決まった時間に決まった番組を見るきちょうめんな人もまだ多い ほか)
第3章 人は、どうして「テレビのこと」を考えるようになるか(「同時性」ということは「一回こっきり」ということ;あまりにも強力な「同時性」が現実を隠してしまう ほか)
第4章 人は、テレビとのつきあい方を見直すようになるか(テレビ断食の心がけで得ることができるものは…;テレビをエイヤッ!と庭先に投げつけてみると、そのあとは… ほか)