出版社内容情報
円高,バブル経済とその崩壊,日米経済摩擦といったホットな問題から,生産,消費,物価,金融,財政などの基本構造まで一○○項目をとりあげてやさしく解説.生活に密着する問題から,世界経済のダイナミクスまで,複雑で難解な経済のしくみが,なるほど,とよくわかる.混迷する日本経済を読み解くためにも,頼りになる一冊.
内容説明
円高、バブル経済とその崩壊、日米経済摩擦といったホットな問題から、生産、消費、物価、金融、財政などの基本構造まで100項目をやさしく解説。生活に密着する問題から、世界経済のダイナミクスまで、複雑で難解な経済のしくみが、なるほど、とよくわかる。混迷する日本経済を読み解くためにも、頼りになる一冊。
目次
1 緊急の経済問題を理解する(円高;円レート;円高不況 ほか)
2 経済の基本構造を理解する(経済の意味;生産;消費 ほか)
3 経済のダイナミックスを理解する(競争;景気循環;恐慌 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリピー大尉
6
「労働者」とは単に労働する人を意味するのではない。雇われて働くのが労働者、など本質をついた説明が多いが、一方で蛇足もおおい。脳トレも兼ねて音読破。2015/10/07
6 - hey
5
「労働者」「会社」など、しっかりとした定義を忘れがちなので、これからも読み返したい。しかし1985年から日本は対外純資産世界一だったんですね。もっと国内に金をまわせよ(笑)2012/12/11
ELW
0
ところどころ吹き出しそうになりました。シヴィル・ミニマムを提唱した松下圭一教授の「行政で執行されるのは、自治体ないし国の政策であり、法律の執行ではない。法律は……政策の立案・執行の全国基準にとどまる。」とか、賃金のところの記述で、「雇主が賃金を払うと言いますけれども、賃金はなんら雇主が負担しているわけではない。したがって、労働者を雇うということは、タダで、無償で労働力を利用するということなのです。」とか、ぐっときた。立派な大人向けの作品。『東大生が書いたやさしい経済の教科書』を読んでおいてよかった。2017/02/03
喜怒哀楽
0
わかりやすーい!2016/05/17
まつ
0
辞書的な本。よくもわるくも見開き2ページにまとめているので、項目によっては物足りなかったり、蛇足だったり。そして1994年の本なので、情報が多々古い。カード社会について、テレホンカードなどのプリペイドカードについて書かれている様はまさに時代を感じました。2015/07/28
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