出版社内容情報
自分専門の茶碗と箸をつかってごはんを食べる.魚や肉,生野菜を食べる.柱の多い家,花瓶の花.こんな私たちの生活文化はいつから始まり,どう発展してきたのだろう.吉野ヶ里,土井ヶ浜,唐古=鍵など各地の遺跡をたずね,そこで発掘された資料をもとに実証的に,想像力豊かに考えてゆく.考古学が身近になる一冊.
内容説明
自分専用の茶碗と箸をつかってごはんを食べる。魚や肉、生野菜を食べる。柱の多い家、花瓶の花。こんな私たちの生活文化はいつから始まり、どう発展してきたのだろう。吉野ケ里、土井ケ浜、唐古=鍵など各地の遺跡をたずね、そこで発掘された資料をもとに実証的に、想像力豊かに考えてゆく。考古学が身近になる一冊。
目次
1 日本人・日本文化の源流
2 武器と戦争のはじまり
3 戦いにそなえる村
4 弥生絵画を読む
5 柱が屋根を支える
6 植物型の食事
7 めいめいの器・わたしの器
8 乏しかった食用家畜
9 花はどこへいった
10 弥生人の道具箱
11 いま、考古学は
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2022/04/23
gollum
1
ジュニア新書にはもったいないくらい濃い内容。同テーマの「考古学の散歩道」よりも、まとまりもあり図版も多い。おすすめの一冊。 しっかし、考古学者には「強い思い入れ」と「思い込み」とロマンティックな想像力が必須であることがあらためてわかった。2009/06/23
ipusiron
0
省略されている絵が新しいということの妥当性が自分にはよくわからなかった。2009/12/29
しゅんどーん
0
古代の日本人の暮らしを知るたった1つの鍵、遺跡。この本では、様々な遺跡を発掘して分かってきた、当時の日本人の姿や生活を分かりやすく紹介。学校では習わない日本人の歴史が見えてくる、考古学入門書。




