出版社内容情報
ひとりの市民として,第三世界とかかわる.人々の笑顔に触れ,彼らに対して「日本」がなにをしているかを知る.そして君は気づく,援助という言い方に隠された鈍感さに.日本国際ボランティアセンター(JVC)メンバーによる現場報告を中心に,なにが本当の「協力」なのか,私たちになにができるのか,考える本.
内容説明
ひとりの市民として、第三世界とかかわる日本人の若者は多い。本書では、日本国際ボランティアセンターをはじめとするNGO(非政府組織)が国際協力のなかで果たしている役割を紹介し、現場報告をおりまぜながら、何がほんとうの「協力」なのか、私たちのすべきことは何か、考えていく。
目次
1 日本で生きるということ―「援助」という誤解(自分の町、自分の世界;「援助」とは何か―政府開発援助(ODA)の実態
市民協力の可能性―NGOとは何か)
2 第三世界の現場から―支えあう道をひらく(農村が生き返るために―タイ;自立をさまたげる暴力―フィリピン・ネグロス島;荒れはてた国土から―カンボジア ほか)
3 地球人として生きる―世界、そして私たち自身(日本人として生きるか、地球人として生きるか;日本と第三世界の現場で行動する;新しい可能性を求めて―未来とNGO)
著者等紹介
岩崎駿介[イワサキシュンスケ]
1937年生まれ。東京芸術大学建築科卒業。ガーナ国立大学で建築を教えたあと、ハーバード大学大学院で都市デザインを学ぶ。横浜市、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)などを経て、81年より日本国際ボランティアセンター代表。筑波大学助教授
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感想・レビュー
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