出版社内容情報
アメリカは,日本の若者がいちばん訪れてみたい国の一つです.高校時代のホームステイ,二○年近い在米生活を通して著者は,開放的で活発なハイスクールの日常を紹介しつつ,アメリカ人の伝統的なライフ・スタイルや考え方の核心に迫ります.日本とアメリカの若者がお互いを理解し,交流を深めるための手引き.
内容説明
アメリカは、日本の若者がいちばん訪れてみたい国の一つです。高校時代のホームステイ、20年近い在米生活を通して著者は、開放的で活発なハイスクールの日常を紹介しつつ、アメリカ人の伝統的なライフ・スタイルや考え方の核心に迫ります。日本とアメリカの若者がお互いを理解し、交流を深めるための手引き。
目次
1 サマーズ家の日々
2 エルムウッド・パーク・ハイ・スクール
アメリカの年中行事
若者の自立
アメリカ人のライフ・スタイル
アメリカの抱える問題
国と国とのつきあい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
9
お付き合いで拝読しました。約半世紀前、元広島市長の秋葉忠利さんがアメリカに留学された時の体験を綴られています。これから留学される方の参考書にはならないかもしれませんが、当時のアメリカのライフスタイルや日本人との相違が興味深く記されています。アメリカの選挙権が18歳に引き下げられた経緯が兵役の年齢と関連していたとは…真実が見え隠れして怖くなりました。2015/08/25
マイケル
1
平成元年発行。「一貫して流れているアメリカ精神とは何か」を米国留学経験から若い人向けに説明。日米の生活上の色々な違いを説明した前半も面白いが、最後の章で書かれている銃社会と「原爆は神様」との彼らの考えや自分たちは常に正義だと考えているとの指摘に著者の訴えが込められ、後の広島市長につながっている気がします。すなわち、平和な市民生活には銃は不要で、平和な世界には原爆・核兵器は不要だという意見で、武力で解決しようとするのは間違いだという点。共感します。原爆のキノコ雲に下で何が起きていたのかを伝えることが重要。2020/01/19
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- 印刷白書 2008