出版社内容情報
「夕焼けは晴れ」「雷三日」など,お天気に関係する昔からの言い伝えがたくさんあります.この本は,雨,風,雲,雪,気温,気圧,湿度,梅雨,台風,特異日,集中豪雨,異常気象など気象にかかわる話題をはじめ,宇宙,地球,動植物など,さまざまな情報が春夏秋冬の一日一日の話として,楽しく語られている歳時記です.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トルネードG&T
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気象学者による天気に関連した新聞コラムがまとめられた書。1982年の書なので新聞掲載時期も考えると40年ほど前のコラム集ということになる。当時はまだ異常気象連発などもなく(今も常にあるわけではないが)、季節感のある穏やかな話が大部分を占める。一方で、科学技術が未発達であるがゆえに被害が拡大したと思われる災害についても記述があり、おそらくいつの時代であってもその辺りの苦労は絶えなかったということだろう。ちなみに節分が2月4日、立春が5日になっていたのであれと思い調べたところ2021年にはまたそうなるらしい。2020/03/03
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- 和書
- 教育する勇気