岩波ジュニア新書<br> アインシュタインが考えたこと

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岩波ジュニア新書
アインシュタインが考えたこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005000319
  • NDC分類 K421
  • Cコード C0223

出版社内容情報

光の速さで走りながら,光を見たらどう見えるのだろうか.少年のころアインシュタインは考えました.相対論によると光に近い速さでは,時間がのびたり,長さが縮んだりします.話はさらに重力や加速度,ブラックホールや宇宙のはじまりにまでおよびます.相対論のやさしい解説とアインシュタインの生い立ち,思想を語ります.

内容説明

光の速さで走りながら、光を見たらどう見えるのだろうかと、アインシュタイン少年は考えた。そして大人になって、相対論を発表した。相対論によると、光に近い速さでは、時間がのびたり、長さがちぢんだりする。重力や加速度がはたらくとどうなるだろうか。話は、ブラックホールや宇宙のはじまりにまでおよぶ。

目次

1 相対論のふしぎな世界
2 ガリレイからアインシュタインへ
3 アインシュタインの登場
4 相対論の考え方
5 その後のアインシュタイン
6 相対論を確かめる
7 相対論と宇宙
8 きみたちとアインシュタイン

著者等紹介

佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年山形県に生まれる。1960年京都大学理学部卒業。同大学大学院、助手、助教授を経て、1974年より京都大学基礎物理研究所教授。理論物理学、とくに宇宙論と一般相対論を専攻する。冨松彰氏と協力して研究したアインシュタインの重力方程式の解は、「冨松‐佐藤の解」として世界的に知られている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

羊の国のひつじ

10
アインシュタインの相対性理論を分かりやすく解説してくれる。日常生活は科学で溢れている。電車やエレベーターに乗っていると相対性理論について思わず考えたくなります。2016/02/26

Takao

5
1981年6月19日発行(1982年3月20日、第3刷)。30年も前に買ったものだが、何回か読もうとして挫折していたもの。文系のオジさんの言い訳かもしれないが、中高校生向けの「ジュニア新書」としてはちょっと難しいのではないか。「Ⅰ 相対論のふしぎな世界」「Ⅱ ガリレイからアインシュタインへ」「Ⅲ アインシュタインの登場」くらいまでは良かったのだが、「Ⅳ 相対論の考え方」以降の後半は、難しかった。ただ、膨張する宇宙とか、ブラックホールとか、面白いなとは思った。もう少し易しい本があれば、読んでみたい。2017/05/13

ベル

5
【宇宙⑰】タイトルから察せられる通り、本書は相対性理論に関する入門書ということになってはいます。が、あまり良い本ではないと思います。典型的な、頭の良い人の書いた入門書。ご本人はレベルを下げて書いているつもりなんでしょうけど、こちらから見るとちっとも下がってない。まるで知の相対論です。◆理解できないわけではありません。分かりずらい。余計な一言がややこしくしてる。◆本書は、入門書を読んだ人の次の一冊として読むのが正解だと思います。間違っても子供に読ませてはいけません。理系離れが光の速さで進むことでしょう。2016/03/11

lila*

4
ジュニア新書…ジュニア?ってくらいの内容。初版が1981年なので、現在はもっといろんな研究が進んでいるんだろうなぁ…。個人的に一番興味があったのは、最後の宇宙関係の章。ジュニアでこれだけてこずったので、その後の現在を調べてみようとはなかなか思えませんが。もともとは娘に興味を持ってほしいと思って買った本。彼女が手にする日はくるのか(;´∀`)2016/01/24

スズツキ

4
かなり古い作品だが、巷でも有名な本なので着手。アインシュタイン以前と以後。彼がどのような影響を世界に与えたか、それを知るための1番手の書。2015/11/17

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