出版社内容情報
かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称された国は、「失われた30年」を経た今も漂流を続けている。私たちが目指すべきは「経済大国」の再来なのか、それとも新たな社会のかたちなのか。地球規模の視点から、独自のAIシミュレーションも踏まえ、日本の未来像を持続可能世界のビジョンとともに描き出す。
【目次】
はじめに――日本の“自画像”を描きなおす
序 章 日本は「持続可能な社会」か
1 「ジャパン・シンドローム」と人口トレンド
2 「“次世代搾取”の連鎖」という構造
3 成熟経済への移行と「国家」の意味
第Ⅰ部 日 本
第1章 アニミズム文化という可能性
1 日本人論をとらえなおす
2 なぜアニミズムが日本において保存されたか
第2章 古い「成功モデル」から脱却する
第Ⅱ部 地球社会
第3章 地球定常文明という視座
1 人類史における拡大・成長と定常化
2 地球倫理の意味
第4章 地球社会のAIシミュレーション
1 「政策提言AI」という試み
2 「グリーン成長」か「地域分散」か
第Ⅲ部 展 望
第5章 ポスト・グローバリズムと生命経済
1 グローバル化の先の二つの道
2 ヘゲモニーから多元化世界へ
3 「デジタルの先」の未来とローカリゼーション
第6章 自然資本と「鎮守の森」
1 自然資本を考える視点
2 「鎮守の森」の現代的意味
【付論】 鎮守の森の「ルーツ」の一つとしての壱岐――自然信仰から神社へ
第7章 持続可能な福祉社会
1 格差と幸福/ウェルビーイング
2 「人生前半の社会保障」――若者・将来世代への支援拡充を
終 章 アニミズムと死生観・公共性
参考文献
あとがき
内容説明
かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称されたこの国は、「失われた三〇年」を経た今も漂流を続けている。私たちが目指すべきは「経済大国」の再来なのか、それとも新たな社会のかたちなのか。地球規模の視点から、独自のAIシミュレーションも踏まえ、日本の未来像を持続可能世界のビジョンとともに描き出す。
目次
日本は「持続可能な社会」か
第1部 日本(アニミズム文化という可能性;古い「成功モデル」から脱却する)
第2部 地球社会(地球定常文明という視座;地球社会のAIシミュレーション)
第3部 展望(ポスト・グローバリズムと生命経済;自然資本と「鎮守の森」;持続可能な福祉社会)
アニミズムと死生観・公共性
著者等紹介
広井良典[ヒロイヨシノリ]
1961年岡山市生まれ。東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)、同大学院修士課程修了。厚生省勤務を経て1996年千葉大学助教授、2003年同教授。2016年より京都大学教授、2025年同名誉教授。この間(2001‐02年)マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。専攻―公共政策、科学哲学。著書―『日本の社会保障』(エコノミスト賞受賞)、『コミュニティを問いなおす』(大佛次郎論壇賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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