岩波新書<br> 江戸町奉行所与力・同心の世界

個数:
電子版価格
¥1,056
  • 電子版あり

岩波新書
江戸町奉行所与力・同心の世界

  • 提携先に100冊在庫がございます。(2026年03月29日 23時59分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320999
  • NDC分類 322.15
  • Cコード C0221

出版社内容情報

百万都市を一手に支配した江戸町奉行所の「実働部隊」が、与力と同心だ。治安維持をはじめとする幅広い分野にわたる彼らの業務の実態と、組屋敷での生活、そして深い教養と豊かな人脈に裏打ちされた知られざる文化活動に光を当てる。そして明治維新後の新時代と格闘しつつ、「江戸」を回顧し、語り継いだ彼らの実像に迫る。


【目次】

 はじめに

第1章 江戸町奉行所とは何か
 第1節 巨大都市江戸と町奉行所
  江戸の都市構造
  町方自治の仕組み
  町奉行所の設置
  基本的な職務
 第2節 名奉行たち
  「時代劇でおなじみ」――大岡越前
  「今大岡」――根岸鎮衛
  「名奉行の聞え高し」――遠山金四郎
 第3節 奉行所はどのようなところだったのか
  南北町奉行所内の構造
  町奉行所跡の発掘調査
  小伝馬町の牢屋敷
  石出帯刀家の由緒
  牢屋敷の内部
  遠国奉行所

第2章 与力・同心の仕事
 第1節 江戸の町の実務官僚
  身分と職務
  給料
  与力の臨時収入
  家系と親族
 第2節 さまざまな臨時業務
  出役と褒美
  祭礼出役
  天王祭神輿の町奉行所渡御
  浅草寺出入同心
  大名の江戸藩邸に出入する

第3章 「八丁堀の旦那」の生活と文化
 第1節 「八丁堀」の住まい
  御家人屋敷とは
  八丁堀組屋敷の構造
  屋敷の様子
  八丁堀の七不思議
  稲荷社の管理と菅北大和
 第2節 「旦那」の芸と教養――華やかな文化活動
  与力の暮らし向き――コレクションと借金と
  写楽を生み出した八丁堀
  文武を超える交流
  四代目川柳を襲名した人見周助
  同心の妻菱田縫子と与力の妻仁杉タキ

第4章 与力・同心人物伝
 第1節 江戸前期・中期
  丸橋忠弥を捕らえた原兵左衛門・半左衛門父子
  加藤枝直・千蔭父子
  上坂政形――代官になった与力
 第2節 江戸後期
  小原惣左衛門――「カミソリ惣左」と呼ばれた名与力
  驕奢の人、松浦作十郎
  鈴木藤吉郎――「今太閤」とその死
  由比万太郎――自身の半生を書き残す
  山本啓助――清河八郎を取り逃がす
  一葉の父、樋口則義

第5章 与力・同心の幕末維新――江戸町奉行所の終焉
 第1節 南町奉行所の明治維新
  「江戸町奉行所授受ニ関係シタル者」
  慶応年間の町奉行所
  南町奉行所引き渡しの日
  市政裁判所から東京府へ
 第2節 江戸を語りつぐ――佐久間長敬・原胤昭兄弟
  町与力佐久間家
  弥太吉、佐久間家に生まれる
  維新と長敬
  征韓論争で下野
  南北会と出版活動
  弥三郎、原家の末期養子へ
  町与力原家
  駆け出しで維新を迎える
  進取の精神
  「最後の浮世絵師」小林清親との出会い
  発禁、投獄
  社会事業家として
  「最後の町与力」の死

 巻末表
 主要参考

内容説明

百万都市を一手に支配した江戸町奉行所の「実働部隊」が、与力と同心だ。治安維持をはじめとする幅広い分野にわたる彼らの業務の実態と、組屋敷での生活、そして深い教養と豊かな人脈に裏打ちされた知られざる文化活動に光を当てる。そして明治維新後の新時代と格闘しつつ、「江戸」を回顧し、語り継いだ彼らの実像に迫る。

目次

第1章 江戸町奉行所とは何か(巨大都市江戸と町奉行所;名奉行たち;奉行所はどのようなところだったのか)
第2章 与力・同心の仕事(江戸の町の実務官僚;さまざまな臨時業務)
第3章 「八丁堀の旦那」の生活と文化(「八丁堀」の住まい;「旦那」の芸と教養―華やかな文化活動)
第4章 与力・同心人物伝(江戸前期・中期;江戸後期)
第5章 与力・同心の幕末維新―江戸町奉行所の終焉(南町奉行所の明治維新;江戸を語りつぐ―佐久間長敬・原胤昭兄弟)

著者等紹介

滝口正哉[タキグチマサヤ]
1973年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。立正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。現在‐徳川林政史研究所特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
百万都市を支配した江戸町奉行所の実働部隊・与力と同心。その実態と組屋敷での生活、深い教養と豊かな人脈に裏打ちされた知られざる一面に光を当てる1冊。世界有数の大都市・江戸で司法・警察はもちろん、幅広い業務を担った南北町奉行所。名奉行たちを紹介しながら、奉行所はどんなところだったのか、与力・同心の仕事内容、生活と文化、与力・同心人物伝や、彼らが江戸町奉行所の終焉をどう迎えたのか。経済的・身分的矛盾や制度の建前と実態の乖離が浮き彫りになり、記憶の継承者たちが江戸の記録を保存・出版していたことは興味深かったです。2026/03/27

さとうしん

17
時代劇に登場する江戸の与力や同心の実像。時代劇では奉行の実働舞台という印象しかなかったが、実のところ官僚としての側面が大きいようだ。彼らの中に学者や歌人などの文化人と言える人が多いのも意外。その影響で与力・同心が暮らす八丁堀には画家などの芸能者や医師なども含めて文化人が集まっていたようで、写楽の正体と目される齋藤十郎兵衛もそのひとりとのこと。明治維新後は与力・同心の生き残りが記憶・記録の継承に努め、早期の時代小説執筆にも大きな影響を与えたとのこと。2026/03/03

261bei

2
江戸町奉行所の与力・同心について書かれた本。前提となる江戸都市部の状況、町奉行の組織と権限、禄の実態、有名な与力の紹介などが幕末の与力原胤昭の著作を資料として詳しく書かれている。幕末~明治の与力・同心が平穏に統治機構を明け渡したこと、それもあって明治になっても彼らの人間関係は維持されていたことは興味深い。2026/03/06

8

1
原胤昭資料の第一人者が、その資料を使って書いた八丁堀の与力・同心について分かり易く紹介した新書。当分の間はこれ以上の本は出ないものと思われる。現在進行形で調べている分野でもあり、得るところも多かった。  読んでる間に著者を遠目に見たり、原家の子孫を名乗るヒトと話したりと、珍しい体験をした本でもあった。2026/03/11

中村禎史

0
江戸町奉行所の仕事、与力・同心の地位や文化的生活、幕末・維新に於ける元与力・同心の活動など、同時代の史料を元に再現する。江戸の地方政治、社会の一面を具体的に示すもので興味深い。以下気づき事項。 ・江戸は地方行政よりも自治による運営が中心。江戸町奉行は旗本の中でもかなり上位の役職。 ・大岡忠助(18世紀初め)の事績:有名な小石川養生所の他、町火消しの組織化、出版統制、自治組織の簡素化、甘藷の試作等多岐にわたる。 ・他に名奉行として遠山景元、根岸鎮衛(やすもり)が挙げられる。後者は「耳嚢」の筆者。2026/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23173192
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品