出版社内容情報
人種主義とは、時代・社会に呼応しながらたえず創り出されていく制度だ。アメリカ合衆国の歴史においては、黒人への差別が「人種」という分類概念を生み、その概念がさらなる抑圧を生み出してきた。奴隷制度から、人種隔離とゲトーの時代を経て現代に至るまで、レイシズムとの複雑な絡み合いから合衆国の歩みをとらえる。
【目次】
内容説明
差別・排除のしくみはいかにしてつくられたか。人種主義とは、時代・社会に呼応しながらたえず創り出されていく制度だ。アメリカ合衆国の歴史においては、黒人への差別が「人種」という分類概念を生み、その概念がさらなる抑圧を生み出してきた。奴隷制度から、人種隔離とゲトーの時代を経て現代に至るまで、レイシズムとの複雑な絡み合いから合衆国の歩みをとらえる。
目次
第一章 奴隷制度と「人種」(大西洋世界の形成;アメリカ合衆国と奴隷制度;奴隷制度の現実;奴隷制度をめぐる対立)
第二章 ジム・クロウ制度の確立(近代国家アメリカの誕生;再建の時代と南部;レイシズムの新たな姿;アメリカの国家統合と人種化する社会;黒人としての思想と活動)
第三章 大移動とゲトーの形成(黒人たちの大移動;黒人の思想と文化;レイシズムへの抵抗と変革)
第四章 現代アメリカ社会と「人種」(ハイパー・ゲトーと収監国家;レイシズムのなかの「文化」;見えなくなる「人種」;レイシズムの現在)
おわりに―歴史のなかでレイシズムを考えること
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