岩波新書<br> 南京事件 (新版)

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南京事件 (新版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 300p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320739
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0221

出版社内容情報

1937年、日本軍は中国での戦線を拡大し、戦争の泥沼に突き進んだ。その一大汚点としての南京事件。殺戮・略奪・強姦の蛮行はいかなるプロセスで生じ、推移し、どんな結果を招いたのか。日中全面戦争にいたる過程、虐殺の被害の実相、推定死者数等を旧版より精緻に明らかにし、事件の全貌を多角的に浮かび上がらせる増補決定版。


【目次】

 新版に寄せて

序 二つの裁判で裁かれた南京事件

Ⅰ 日中全面戦争へ

Ⅱ 海軍航空隊の戦略爆撃

Ⅲ 中支那方面軍、独断専行で南京へ

Ⅳ 近郊農村から始まった虐殺

Ⅴ 南京占領――徹底した包囲殲滅戦

Ⅵ 陸海両軍による「残敵掃蕩」

Ⅶ 入城式のための大殺戮

Ⅷ 陸の孤島での犯罪と抵抗

Ⅸ 南京事件の全体像――犠牲者総数を推定する

 結びにかえて――いま問われているのは何か

 主な参考・引用文献

内容説明

一九三七年、日本軍は中国での戦線を拡大し、戦争の泥沼に突き進んだ。その一大汚点として歴史に刻まれる南京事件。殺戮・略奪・強姦の蛮行はいかに生じ、推移し、いかなる結果を招いたのか。日中全面戦争にいたる過程、虐殺の被害の実相、推定死者数などを旧版より精緻に明らかにし、事件の全貌を多角的に叙述する増補決定版。

目次

序 二つの裁判で裁かれた南京事件
1 日中全面戦争へ
2 海軍航空隊の戦略爆撃
3 中支那方面軍、独断専行で南京へ
4 近郊農村から始まった虐殺
5 南京占領―徹底した包囲殱滅戦
6 陸海両軍による「残敵掃蕩」
7 入城式のための大殺戮
8 陸の孤島での犯罪と抵抗
9 南京事件の全体像―犠牲者総数を推定する
結びにかえて―いま問われているのは何か

著者等紹介

笠原十九司[カサハラトクシ]
1944年群馬県に生まれる。東京教育大学大学院修士課程文学研究科中退。学術博士(東京大学)。専攻―中国近現代史。現在―都留文科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

70
秦郁彦とは立場の違いを指摘されることの多い著者で、本書でも例えば大山事件海軍陰謀説を主張(他の研究者の同意はほぼ読んだことがない)したりしているが、事件の基本的な構造は両者ともほぼ同じと感じた。軍中央の制止を無視して己の功名心に駆られて突き進んだ現地軍司令官の下で、上海戦で多くの犠牲を払いつつ、休むまもなく兵站補給も不十分なまま戦い続けた兵士達が、この蛮行を引きおこしていく。言うまでもなく当時の日本にはびこるアジア人蔑視の意識や、兵の糧食すら用意せず、捕虜を「処分」するしか途のない軍の恐ろしさを痛感した。2025/08/09

さとうしん

25
南京事件の諸相を当事者の生き残りや当時南京に在住していた外国人の証言など、多方面からたどる。被害のありさまはただただ「酷い」のひとこと。よく話題に出る当時の南京の人口や殺害の規模についても詳しい論証がある。当然人口は20万で収まるはずもなく、虐殺・強姦なども南京近郊の農村にまで広がっていた。また、近年でも日本側の心ない「反論」が当事者に対する二次加害を引き起こしたことや、南京事件に関連してアメリカの砲艦パナイ号撃沈事件が真珠湾奇襲の前哨とも言うべき報復感情を呼び起こしたという点に触れている。2025/08/04

どら猫さとっち

20
1937年、中国軍の銃弾が日本軍に撃たれた盧溝橋事件をきっかけに、日本軍の中国での戦線拡大が加速し、日中間が悪化した。そして、行き着く果てに起きた残虐非道なジェノサイド。殺戮から強姦、窃盗と阿鼻叫喚の惨劇。それが南京事件である。本書はその内情を精密に調査した記録。事件から60年経った1997年に刊行、ロングセラーを記録した名著を、今年戦後80年を期に新版として再版。南京事件を否定する昨今に楔を打ち付ける、恐怖と悲劇の歴史の記録。この事実を直視しなければならない。2025/08/15

電羊齋

14
日本軍側の史料、将兵の日記・記録、『南京戦史』、中国側の史料と証言、外国人による証言などから事件の全体像を明らかにする。近年の歴史否認主義に対する反証も随所で行われている。現地軍が独断専行し、兵站・法務体制を整えず、指揮統制が緩み、無責任体制が横行する。上海で戦い、そのまま南京へと侵攻し、疲弊し補給に事欠く将兵たちがその憤懣を無抵抗の捕虜に向け、さらに「現地調達」という名の略奪と暴行、強姦などの蛮行が繰り広げられる。そして将兵には犯罪意識がない。戦前日本の悪い点が凝縮して現れた事件だったというのが感想。2025/08/18

アメヲトコ

13
2025年7月新版刊。97年の旧版に新出史料や研究の進展を加味して加筆修正したもの。日本史上最大の黒歴史ともいうべき事件ですが、読んでいて暗然とします。このような蛮行の背景にあるガバナンスの欠如と兵站の軽視はそのまま日本帝国の破滅を予言するかのよう。先日極右排外主義政党の候補者が事件はでっちあげと放言して物議を醸しましたが、当の日本軍側の同時代史料にも記録がある以上、そんな説は成り立つ余地はないでしょう。もっとも本書には随所に著者の思い入れの強さも感じられ、秦書とも併読したいところです。2025/08/14

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