岩波新書<br> ルポ 軍事優先社会―暮らしの中の「戦争準備」

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岩波新書
ルポ 軍事優先社会―暮らしの中の「戦争準備」

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320531
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0236

出版社内容情報

集団的自衛権の行使を容認した安倍政権以降、日本の軍事化が加速している。自衛隊のミサイル部隊の配備や弾薬庫の建設は地域を戦争の拠点へと変え、自治体による自衛隊への若者の名簿提供なども広がる。私たちの暮らしを犠牲に、戦争の準備が着々と進む実態を丹念な取材で明らかにし、対米従属の主体性なき安保政策を問う。

内容説明

集団的自衛権の行使を容認した安倍政権以降、日本の軍事化が加速している。自衛隊のミサイル部隊の配備や弾薬庫の建設は地域を戦争の拠点へと変え、自治体による自衛隊への若者の名簿提供なども広がる。私たちの暮らしを犠牲に、戦争の準備が進行する実態を丹念な取材で明らかにし、対米従属の主体性なき安保政策を問う。

目次

第1章 地域が戦争の拠点に―ミサイル基地・弾薬庫がもたらす棄民政策
第2章 徴兵制はよみがえるのか―自治体が自衛隊に若者名簿を提供
第3章 軍事費の膨張と国民の負担―侵食される社会保障と生存権
第4章 主体性なき軍拡、主権なき「軍事大国」化―米戦略への歯止めなき従属
第5章 対米従属の象徴・オスプレイ―危険な「欠陥機」を受け入れる唯一の国
第6章 有事体制に組み込まれる自治体―空港・港湾の軍事利用にどう抗するか

著者等紹介

吉田敏浩[ヨシダトシヒロ]
1957年、大分県臼杵市生まれ。ジャーナリスト。ビルマ(ミャンマー)北部のカチン人など少数民族の自治権を求める戦いと生活と文化を長期取材した記録、『森の回廊』(NHK出版)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。近年は戦争のできる国に変わるおそれのある日本の現状を取材。『「日米合同委員会」の研究』(創元社)で日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)を、『赤紙と徴兵』(彩流社)で「いける本」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くものすけ

14
太平洋戦争という大惨事でアジア全体で2000万人以上の恐るべき数の犠牲者を出し、日本はこれを反省し既に戦争を放棄した。しかしながら、戦後80年米国従属という足枷から抜け出る事が出来ず、米国に引きづられ、着々と戦争をする事が可能な国に変わろうとしているの現状ではないかと思います。これは戦争の悲惨さを知らない世代が、私も含め圧倒的に増えた事が影響していると思います。戦争準備を進めるよりは、戦争をしない努力にもっと軸足を置くべきではないかと思う。2025/05/05

Go Extreme

1
地域の軍事化:ミサイル基地 湯布院駐屯地 第二特科団 地対艦ミサイル 長射程ミサイル 軍事拠点 空港軍事利用 港湾軍事利用 防衛政策:防衛省 安保三文書 防衛予算 武器輸出 集団的自衛権 米軍一体化 自衛隊強化 経済的徴兵制 市民への影響:生活保護削減 社会保障圧迫 生存権侵害 健康被害 騒音 生活困窮 若者名簿提供 個人情報懸念 住民反応:抗議活動 住民説明会 市民の会 署名運動 法的手段 住民団体 反対運動 地方自治体の判断 対米従属:日米安保 地位協定 主権喪失 米軍戦略 軍事大国化 軍事的一体化2025/03/27

ネコ

0
軍備増強のためなら、憲法や法律も蔑ろにする自民党政権。日本の軍備はアメリカの都合次第で、戦力の不保持、自衛隊の創設、集団的自衛権の行使容認、敵基地攻撃能力、米軍と自衛隊の一体運用等と。政権維持のためなら、日本をアメリカの属国にし、自衛隊を米軍に従属させることも厭わないのか。2025/05/06

ディオス

0
日本の歴史背景において仕方がないことだと思うが、このまま現状維持というのは良くない。だが実際、アメリカの配下にいることは世界的に見ても大きなメリットがあるのも確かで、非常に難しい問題だと思う。やはり、人間は愚かな生き物だと感じた一冊でした。2025/03/20

金吾庄左ェ門

0
ウソを書かれては困りますね。安全保障体制の強化が社会保障を圧迫するなどありえません。むしろ社会保障の費用こそ財政を圧迫し、国民の負担を増加させているのです。社会保障費用は防衛費の何倍にも及びます。特定のごく一部の話だけで軍事を悪を決めつけないでもらいたいです。2025/03/23

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