岩波新書<br> 力道山―「プロレス神話」と戦後日本

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岩波新書
力道山―「プロレス神話」と戦後日本

  • 斎藤 文彦【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320463
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0275

出版社内容情報

空手チョップを武器に外国人レスラーと激闘を繰り広げ、戦後日本を熱狂させた力道山。大相撲から、アメリカで大人気を博していたプロレスへ転じ、テレビの誕生・発展とともに国民的ヒーローとなった。神話に包まれたその実像とは。そして時代は彼に何を仮託したのか。長年にわたる取材の蓄積と膨大な資料を駆使して描き出す。

内容説明

空手チョップを武器に外国人レスラーと激闘を繰り広げ、戦後日本を熱狂させた力道山。大相撲から、アメリカで大人気を博していたプロレスへ転じ、テレビの誕生・発展とともに国民的ヒーローとなった。神話に包まれたその実像とは。そして時代は彼に何を仮託したのか。長年にわたる取材の蓄積と膨大な資料を駆使して描き出す。

目次

第1章 大相撲にかけた自己実現―“日本人化”の葛藤と挫折(「プロ・レス」から「プロレス」へ;大相撲=“日本人”としての地位=富と名声 ほか)
第2章 プロレスとの出逢い―ヒーロー誕生前夜(相撲廃業から建設会社勤務へ;不発に終わった相撲復帰プラン ほか)
第3章 「日本のプロレス」の誕生―ヒーローはどのようにつくられたか(ハワイでの力道山育成プラン;黒のロングタイツがトレードマークに ほか)
第4章 昭和巌流島の決闘―力道山はなぜ木村政彦に勝たなければならなかったのか(相撲にも柔道にもない“タッグマッチ”;力道山のプロデューサーとしての才覚 ほか)
第5章 「力道山プロレス」の完成、そして突然の死(山口利夫との日本ヘビー級選手権;元横綱・東富士がプロレス転向 ほか)

著者等紹介

斎藤文彦[サイトウフミヒコ]
1962年、東京都杉並区生まれ。2016年、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程満期。プロレスライター、コラムニスト、専修大学文学部哲学科兼任講師、国士舘大学体育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nonpono

58
朝鮮半島から相撲にスカウトされた青年の流転。差別か金銭問題で相撲協会を自分で髷を切り去って新しいプロレスへ。いつのまにか日本が出身地になる青年。アメリカへの修行、実況で有名な田鶴浜さんを始め、限られた記者からの限られた情報。青年の名前が誇大化するが、強くなっていく青年。だけど、わたしは誰もいない韓国料理屋で独り韓国料理を食べながら酒を飲み、故郷の歌をくちづさむ青年の孤独が沁みる。孤独が酒量を増やすのか。力道山になっての名声と富。馬場と猪木という弟子、そして突然の死。駆け抜けた、駆け抜けすぎた一生に献杯。2025/04/07

nishiyan

12
日本プロレス界の父であり、戦後日本を代表する国民的ヒーローである力道山の評伝。複数の生年月日がある謎、当時の植民地朝鮮の状況を絡めながら相撲界入りまで経緯、プロレスデビューのきっかけとされる定説を含めた神話を一つ一つ検証した点は面白かった。相撲界出身であったことから先輩の支援、政財界に深い人脈を持ち、米国での修行を経て帰国してからのプロレス興行の成功に結実したのは興味深い。また対談記事から読み解いた力道山のプロレス観はこの時点でプロレスにつきまとう八百長疑惑といった問題点が提示されていたのは気になった。2025/01/02

電羊齋

12
力道山について特にプロレスデビューまでの経緯が丁寧に記されている。面白いのは、当時の対談記事などから力道山の持つプロレス観を指摘している点で、そこに「八百長」論とそれに対する反論、プロレスの暗黙のルールなどその後のプロレスでの主要な論点がすでに現れている。またこれまで力道山とプロレスとの出会いのきっかけとされてきた日系レスラーハロルド坂田との喧嘩のエピソードなど、これまでの「神話」や「定説」に疑問を呈しているところも読み所。デビュー前からすでに米国、政財界との人脈が太かったのも興味深い。2024/12/31

fseigojp

10
木村政彦は日本における総合格闘技の父だった2025/01/12

takao

5
ふむ2025/01/17

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