出版社内容情報
空手チョップを武器に外国人レスラーと激闘を繰り広げ、戦後日本を熱狂させた力道山。大相撲から、アメリカで大人気を博していたプロレスへ転じ、テレビの誕生・発展とともに国民的ヒーローとなった。神話に包まれたその実像とは。そして時代は彼に何を仮託したのか。長年にわたる取材の蓄積と膨大な資料を駆使して描き出す。
内容説明
空手チョップを武器に外国人レスラーと激闘を繰り広げ、戦後日本を熱狂させた力道山。大相撲から、アメリカで大人気を博していたプロレスへ転じ、テレビの誕生・発展とともに国民的ヒーローとなった。神話に包まれたその実像とは。そして時代は彼に何を仮託したのか。長年にわたる取材の蓄積と膨大な資料を駆使して描き出す。
目次
第1章 大相撲にかけた自己実現―“日本人化”の葛藤と挫折(「プロ・レス」から「プロレス」へ;大相撲=“日本人”としての地位=富と名声 ほか)
第2章 プロレスとの出逢い―ヒーロー誕生前夜(相撲廃業から建設会社勤務へ;不発に終わった相撲復帰プラン ほか)
第3章 「日本のプロレス」の誕生―ヒーローはどのようにつくられたか(ハワイでの力道山育成プラン;黒のロングタイツがトレードマークに ほか)
第4章 昭和巌流島の決闘―力道山はなぜ木村政彦に勝たなければならなかったのか(相撲にも柔道にもない“タッグマッチ”;力道山のプロデューサーとしての才覚 ほか)
第5章 「力道山プロレス」の完成、そして突然の死(山口利夫との日本ヘビー級選手権;元横綱・東富士がプロレス転向 ほか)
著者等紹介
斎藤文彦[サイトウフミヒコ]
1962年、東京都杉並区生まれ。2016年、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程満期。プロレスライター、コラムニスト、専修大学文学部哲学科兼任講師、国士舘大学体育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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