出版社内容情報
暴力を加える、強く叱責する……。
保育施設において子どもの心身に対する深刻な被害が相次ぐ。
いま保育の現場はどうなっているのか。長年、保育問題に取り組んできた著者が豊富な事例をもとに問題の背景を丹念に検証。保育の「質」を置き去りにした
政策
を問い、子どもが主体的に育つ環境づくりへ向けて具体的に提言
する
。
内容説明
暴力を加える、強く叱責する…。保育施設において子どもの心身を脅かす不適切行為が相次ぐ。いま保育の現場はどうなっているのか。長年、保育問題に取り組んできた著者が豊富な事例をもとに、問題の背景を丹念に検証。「保育の質」を置き去りにした政策を問い、子どもが主体的に育つ環境づくりへ向けて具体的に提言する。
目次
第1章 相次ぐ不適切保育の実態(裾野市の事件が照らし出した暗がり;見えているのは氷山の一角 ほか)
第2章 不適切保育の背景にあるもの―子どもが育つ場で何が?(不適切保育の背景をみる;園の保育観・理念という背景 ほか)
第3章 子どもを見失った少子化対策―子どもの権利の視点から検証する(一・五七ショック;女性が働き続けられる社会へ ほか)
第4章 「保育の質」は社会の未来を左右する―子どもが育つということ(保育の質への無理解が制度を歪めた;子どもは安全と栄養だけでは育たない ほか)
第5章 不適切保育のない社会へ―子どもの育つ場をどう支えるか(「子どもの権利」がようやく表舞台に;一人一人を大切に育む時代 ほか)
著者等紹介
普光院亜紀[フコウインアキ]
出版社在職中に二人の子どもを保育園に預けて働く。「保育園を考える親の会」代表を務め、現在はアドバイザー・顧問。保育ジャーナリスト。保育、仕事と子育ての両立の分野の執筆・講演活動を行うほか、国や自治体の保育・子ども施策に関わる委員会等の委員を務める。浦和大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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