岩波新書<br> ピアノトリオ―モダンジャズへの入り口

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岩波新書
ピアノトリオ―モダンジャズへの入り口

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320128
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0273

出版社内容情報

日本のジャズレコードやライブの多くを占めるピアノトリオ。バンドのリズムセクションが独立して成立した比較的新しい演奏編成とはいえ、モダンジャズの入り口でもある。その歴史を繙き、パウエルからエヴァンス、チック・コリア、ジャレットなど様々なピアノトリオのアルバムを取り上げ、具体的な魅力、聴き方を語る。

内容説明

日本のジャズ界でも人気のピアノトリオ。その歴史を繙き、名盤を中心に様々なアルバムを取り上げ、ジャズ独特のグルーヴ、ブルース感覚、スイング感などを切り口に、具体的な聴き処を示し、ピアノトリオの魅力を語る。ピアノトリオに限らない、画期的に新しい、すべてのジャズへの入り口。

目次

第1章 ピアノトリオの聴き方(聴き方のコツ;ピアノ演奏の諸要素;ジャズピアノの奏法を聴き分けよう)
第2章 初期のピアノトリオ(モダンピアノトリオ前史;ナット・キング・コール;バド・パウエル;二人のトリオへの対極的なアプローチ)
第3章 名盤を聴きなおす(1)(グルーヴィー;ブルージー:渋い)
第4章 名盤を聴きなおす(2)(“スイング感”―ウィントン・ケリーの八分音符;“ドライヴ感”―オスカー・ピーターソン・トリオのビッグバンドサウンド ほか)
第5章 一九七〇年代以降のピアノトリオ(一九七〇年代・フュージョン全盛期のピアノトリオ;一九八〇年代・アコースティックジャズの復活 ほか)

著者等紹介

モラスキー,マイク[モラスキー,マイク] [Molasky,Michael]
1956年、アメリカ・セントルイス生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明研究科博士課程修了。2024年3月まで早稲田大学国際教養学部教授。戦後日本文学および文化史、ジャズ史、日本の飲食文化などを研究。ピアニストとして日本のジャズクラブに出演した経験もある。主な著書に、『戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ』(サントリー学芸賞、青土社、岩波現代文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

87
ジャズのピアノトリオについて解説されている。有名なアルバム解説は音階、リズム、メロディーやリズムについて細かく分析されている。ほとんどのアルバムは聞いているがそれが正しいのか、楽譜はさっぱりわからない私にはわからない。いやわかろうとしない。ジャズは理論も大切かもしれないが、一人車の中で聞いたり、クラブのざわつきや日曜の朝に聞くとき、それぞれ気分にあった楽しみのほうが大切と思う。アルバムの聞きどころは人それぞれにあればジャズの聞き方免許皆伝!図書館本2024/05/05

manabukimoto

5
ジャズにおけるピアノトリオの通史を学ぶ。 意外にも、ナット・キング・コールから始まる。歌い手としての彼しか知らなかったが、ピアニストとして余りにも過小評価されているとのこと。ジャズオーケストラ伴奏の歌声しか聞いたことなかったので、聴き直す必要あり。 〆はジョーイ・アレキサンダー。ハンコックにもマルサリスにも愛された神童。「テクニックよりもハーモニーと想像力、それに何より子供らしい遊び心と冒険心」が光っている、と。 クラシックもジョーイのような若者もジャズは常に新しい。 松本 ジャズ喫茶エオンタ蔵書2024/09/27

左近

5
自身もピアニストとして活動したことのある著者が、ピアノトリオに焦点を絞り、その聴きどころを解説。類書が多くありそうな中で、ちょっと面白いのは、具体的に何分何秒の部分と指定しながら記述していること。ここ数年、ジャズにはまっている自分だが、家にあるCDのラインナップは、基本的にモダンジャズばかり。現代ものにはあまり触手が伸びなかったけど、この間、たまたまブラッド・メルドーについて書かれた文章を読み、いつか聴いてみようと思い始めた。そして、本書読了後、絶対聴いてみようと一歩前進(?)した。2024/07/23

Akiro OUED

4
岩波新書を聴ける時代になったことが嬉しい。耳が未熟だった頃、ジャズピアノはみな同じに聞こえたんだがな。トニーのバスドラに競り負けないジェリ・アレンのピアノが勃ってるね。本書の選に漏れた無名・有名ピアノトリオやカルテットを解説する続編に期待。巻末の人名表記が大便利。好著。2024/10/10

まっつー(たまさか)

4
今まで自分はピアノトリオを漫然と聴いていたのだなぁ、と思いました。2024/08/14

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