岩波新書<br> 最澄と徳一―仏教史上最大の対決

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岩波新書
最澄と徳一―仏教史上最大の対決

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318996
  • NDC分類 188.42
  • Cコード C0215

出版社内容情報

これは問答か、謗法(ルビ:ほうぼう)か。平安時代初期、天台宗の最澄と法相宗の徳一が交わした批判の応酬は、仏教史上まれにみる規模におよぶ。相容れない立場の二人が、五年間にわたる濃密な対話を続けたのはなぜだったのか。彼らは何をどのように語り合ったのか。「真実」を求める論争を解きほぐして描く、仏教史の新たな見取り図。

内容説明

これは問答か、謗法か。いまから千二百年前、天台宗の最澄と法相宗の徳一が交わした批判の応酬は、質量ともに仏教史上まれにみる規模におよぶ。相容れない二人が、五年にわたる濃密な対話を続けたのはなぜか。彼らは何をどのように語りあったのか。真理を求める論争を解きほぐして描く、仏教史の新たな見取り図。

目次

第1章 奈良仏教界の個性―徳一と最澄
第2章 論争の起源と結末―二人はどう出会ったか
第3章 釈迦の不在をいかに克服するか―教相判釈という哲学
第4章 真理の在り処をめぐる角逐
第5章 歴史を書くということ
終章 論争の光芒―仏教にとって論争とは

著者等紹介

師茂樹[モロシゲキ]
1972年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文化交渉学、関西大学)。現在‐花園大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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崩紫サロメ

26
9世紀初頭に行われた天台宗の最澄と法相宗の徳一の間で行われた5年に渡る論争を扱う。生きとし生けるものは皆ブッダになれるのか否か、というところが論点であるが、本書は現代における異宗教間対話を視野に入れ、彼らがどのように論争をしたかを取り上げる。当時は問答こそが哲学的思考の主要な形態であり、著者が研究の中心とする因明(知識を生み出す原因)という学問のあり方を通して、二人の論争を読み解く。因明については日本で研究している学者が極めて少ないということも含め、新たに知ったことが多かった。2021/11/16

Satoshi

14
漫画の「阿吽」が面白かったので、平安初期の仏教を勉強しようと思い、本書を購入した。有名な仏教論争である最澄徳一の対決については、旧来勢力である徳一が新しい仏教を伝来した最澄にいちゃもんをつけただけと思っていたが、論争のテーマは玄奘法師が天竺から仏典を持ち帰った頃から始まる仏教最大の課題だった。後に浄土宗が生まれた日本では最澄の一乗思想が結果的に勝ったのでは思うが、これも私の理解が足りないだけかもしれない。とにかく用語が難解で読むのに時間がかかった。2021/10/26

さとうしん

12
何の予備知識もない状態で読み始めたが、意外と読みやすい。専門外の読者にも親しめる工夫がなされている。この時代、討論は注釈書の形をとるというあたりで、『五経正義』を連想した。2021/10/27

クサバナリスト

11
一乗、三乗、唯識等のごく僅かな知識しかないので、理解できたとは言えないものの、二人の論争がこの頃には、その理論の組立方にも手法が構築されていたことが分かった。 徳一に関しては、本書が刊行されたことでその存在を初めて知った。2021/11/27

みのくま

8
安易な伝記に流されず最澄・徳一論争を記述する。当時の三論宗と法相宗の置かれた状況や、「因明」という仏教学特有の論理構築術など非常に勉強になった。とはいえ新書一冊では何もわかっていないと思われる。他方、本書の歴史観には引っかかる点がある。本書はエビデンスを重視する「歴史学的な過去」を志向しているが、著者もちょろっと書いてある通り、歴史はどうしても物語になってしまう。歴史修正主義的な「実用的な過去」を忌避するあまり、エビデンスがある部分でしか語れない、結局は陳腐な物語を再構築しただけではないかという疑いがある2021/11/10

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