岩波新書<br> 大岡信―架橋する詩人

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岩波新書
大岡信―架橋する詩人

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318897
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0295

出版社内容情報

戦後日本を代表する詩人にして、のびやかな感受性と偏りのない知性で、詩と諸芸術、物書きと一般読者、古典と現代、日本と海外、文学者相互の間を橋渡ししつづけた大岡。「分断」「閉塞」が強まる今こそ胸を打つ、希望のメソッドの全貌にせまる。戦後日本の文化・芸術・社会の様相を見晴らせる現代詩入門としてもおすすめの一冊。

内容説明

戦後日本を代表する詩人にして、古典詩歌から古今東西の文学、現代美術、音楽、演劇など諸芸術の相互の関係性を論じつづけた大岡信。のびやかな感受性と偏りのない知性で展開した多彩な仕事を通し、戦後日本の文学、芸術、社会状況全般を俯瞰する、異色の現代詩入門。人々の魂をほどき、結び合わせる希望のメソッドとは。

目次

序章 焼け跡からの出発―『鬼の詞』
第1章 霊感と批評―『記憶と現在』、『現代詩試論』、詩誌『櫂』
第2章 越境、また越境―シュルレアリスム研究会、南画廊、パリ
第3章 前衛へのスタンス―SAC、『蕩児の家系』、『肉眼の思想』
第4章 「唱和」のよろこび―『紀貫之』、『うたげと孤心』、『春 少女に』
第5章 詞華集の富と焦燥―『折々のうた』、『詩人・菅原道真』、田村隆一追悼詩
終章 「うたげ」が架橋するもの―「中道リベラル」の位置

著者等紹介

大井浩一[オオイコウイチ]
1962年、大阪市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。毎日新聞社で社会部などを経て、96年より学芸部で主に文芸、論壇を担当。学芸部長も務めた。この間、大東文化大学、法政大学講師を歴任。現在、毎日新聞学芸部編集委員、言論史研究者、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

86
私は大岡さんの名前を朝日新聞の「折々のうた」でしか存じ上げませんでした。その後、岩波文庫で様々な本(といっても4冊ですが)を読んで本格的な詩人であるということがようやくわかりました。この新書では大岡さんの詩人としての仕事などを中心にその生きざまをまとめられていて大岡さんの全体像がよくわかるような感じでした。どちらかというと現代詩の分類に入るのでしょうか?まだ大岡さんの詩については読んだことがないので今後読んでみます。2022/08/26

T. Tokunaga

3
短歌・俳句・漢詩育ちの文学者は、能の詞章や西洋の意識的に読んで「短詩ばなれ」をしないといけないんだ、とわかる本。幸運にも、わたしは短詩の才能も素養もないので救われたが、短詩出身の文学者(特に漱石、芥川、大岡)はことばを削って削って、ヨガをしすぎて痩せ細ったみたいな状態にしてしまう傾向があるように思う。なるほど、だから苦手なのか。2023/09/05

oooともろー

3
大岡信と言えば折々の歌。中学の頃、新聞を切ってノートに貼っていた。今回、詳しい評伝を読んで改めて彼の革新性が理解できてよかった。2021/10/29

Go Extreme

3
焼け跡からの出発―『鬼の詞』 霊感と批評―『記憶と現在』、『現代詩試論』、詩誌『櫂』 越境、また越境―シュルレアリスム研究会、南画廊、パリ 前衛へのスタンス―SAC、『蕩児の家系』、『肉眼の思想』 「唱和」のよろこび―『紀貫之』、『うたげと孤心』、『春 少女に』 詞華集の富と焦燥―『折々のうた』、『詩人・菅原道真』、田村隆一追悼詩 「うたげ」が架橋するもの―「中道リベラル」の位置2021/09/07

本命@ふまにたす

2
詩人、大岡信の評伝的な一冊。新聞連載をもとにしており、それゆえの記述の手堅さのようなものを感じた。2023/06/23

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