岩波新書<br> グリーン・ニューディール―世界を動かすガバニング・アジェンダ

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グリーン・ニューディール―世界を動かすガバニング・アジェンダ

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318828
  • NDC分類 519
  • Cコード C0233

出版社内容情報

気候危機をもたらした社会システムをチェンジし、コロナ禍からのリカバリーとジャスティスの実現をも果たす--米バイデン政権発足で加速する世界的潮流とは何か。その背景、内容、課題を解説すると共に、「二〇五〇年カーボン・ニュートラル」を宣言したものの政府も産業界も対応が大きく遅れている日本のとるべき道を提言する。

内容説明

気候危機をもたらした社会システムをチェンジし、コロナ禍からのリカバリーとジャスティスの実現をも果たす―米バイデン政権発足で加速する世界的潮流とは何か。その背景、内容、課題を第一人者が徹底解説すると共に、日本で「二〇五〇年カーボンニュートラル」を実現するための具体的な道すじや経済効果などを明らかにする。

目次

序章 コロナ禍からの回復―環境も経済も正義も
第1章 科学から政治へ
第2章 政治への期待と幻滅
第3章 エネルギー革命に乗ろうとしない日本
第4章 グリーン・ニューディールの考え方および具体的内容
第5章 日本版グリーン・ニューディール
第6章 グリーン・ニューディールの課題
終章 現世代と未来世代の豊かさと幸せをめざして

著者等紹介

明日香壽川[アスカジュセン]
1959年生まれ。東北大学東北アジア研究センター・同大学院環境科学研究科教授。東京大学農学系研究科大学院(農学修士)、東京大学工学系研究科大学院(学術博士)、INSEAD(経営学修士)。京都大学経済研究所客員助教授などを経て現職。(公財)地球環境戦略研究機関気候変動グループ・ディレクターを兼任(2010~13年)。専攻、環境エネルギー政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜郎自大

8
この人を中国人のアカだと非難するネット書き込みがあるが、そのようなことは感じない。政治での主旨の捻じ曲げと、マスコミを含めた軽率な報道が特にこの日本では多いのだろうと推察する。世界的に見たら再エネが原子力などよりもコストが安く、ランニングも低くなっているデータなんて日常の報道からは入ってこない。2050年カーボンニュートラルは全世界に見ての目標であって、先進国はもっと前倒しする必要があるとは、自分自身の浅はかさに少し恥じた。筆者グループが開示している日本でのグリーンニューディール策も読みたい。2023/05/20

Ujiro21

5
2021年の気候対策に関わる情勢がまとめられて興味い。気候変動の行動原理がジャスティスにあり、サンダース現象やグレタさんの動きが世界多発的であること、再エネコスト安の正当性などが数字で示され理解しやすい。特に、原発は中国ですらペイできないとされている状況に、再稼働60年の異質さを気付かされる。平和利用限定していた原子力基本法に、安全保障項目が追加されていたことに驚き、先人達への後ろめたさを感じた。一方、原発と再エネの指標の図では、データ出展元から独自に調整されていたりと偏りも感じずにはいられなかった。2023/03/25

kenitirokikuti

4
図書館にて。地球温暖化問題について復習中。著者は環境左翼の組織者・活動者で、そのタイプの人間の考え方や主張が分かった。結局のところ、クソもミソも混ぜてゴネ通すというやり方なので、同調しづらい。接着剤で手を壁にくっつけて騒ぐって欧州活動家がやってるやつを自分の検討したけど、言葉を濁してやらなかったらしいけど、どう見りゃいいの。おれ小学生のとき、いじめっ子を鉛筆で刺してやろうと筆箱に手を伸ばして、(どこを刺す?)ってところで止まってしまった。それから俺は人を物理的に叩いたことはないけども…。2023/07/29

お茶

4
温暖化問題、気候変動でなく、気候危機(climate crisis)というべき状況である認識はあまりなかった。暢気に構えていたのでかなり衝撃的。気候変動問題がジャスティス(社会的公平)にかかわるガバニングアジェンダであること。2015年のパリ協定(平均気温を産業革命前の2℃上昇以内にする。できれば1.5℃以内に抑える)を実現する。そのためにEU・米国・中国・韓国までロードマップを作成している。日本でも、2050年にカーボンニュートラル実現という政府目標は可能だとする著者らのロードマップは説得力がある。2021/08/15

sk

3
グリーンニューディールについてよく分かる。2023/08/27

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