出版社内容情報
デジタル環境の変化に伴い、私たちの個人情報は自分の知らないうちにビッグデータとして利用され、ときに安全や効率をもたらし、ときにリスクをも生み出す。個人が尊重される社会を実現するため必要となるのは、人格形成や民主主義にも関わる重要な問題として、権利としてのプライバシーを問いなおすことだ。
内容説明
デジタル環境の変化に伴い、私たちの個人情報は自分の知らないうちにビッグデータや人工知能に利用され、ときに安全や効率をもたらし、ときにリスクをも生み出す。個人が尊重される社会を実現するため必要となるのは、人格形成や民主主義にも関わる重要な問題として、権利としてのプライバシーを問いなおすことだ。
目次
第1章 プライバシーはなぜ守られるべきか(ケンブリッジ・アナリティカ事件の衝撃;プライバシーとは何か ほか)
第2章 進化するプライバシーの権利(プライバシー権の来歴;プライバシー権の理論構成 ほか)
第3章 個人情報保護法の新時代(破産者マップ事件;個人情報保護法の概要 ほか)
第4章 プライバシー保護法制の国際動向(グローバルの中の日本;米欧のデータ戦争 ほか)
第5章 プライバシー権をめぐる新たな課題(監視とプライバシー権;身体とプライバシー権 ほか)
著者等紹介
宮下紘[ミヤシタヒロシ]
中央大学総合政策学部准教授。2007年、一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。内閣府国民生活局個人情報保護推進室政策企画専門職、駿河台大学法学部専任講師等を経て現職。専攻、憲法、情報法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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