出版社内容情報
江戸問答とは、江戸の社会文化から今に響きうる問いを立てることである。近世から近代への転換期に何が分断され、放置されたのか。面影、浮世、サムライ、いきをめぐる、時間・場を超越した問答から、「日本の自画像」を改めて問い直す。誇りたい日本、変えたい日本、語り継ぎたい日本がここにある。『日本問答』に続く、第二弾。
内容説明
江戸問答とは、江戸の社会文化から今に響きうる問いを立てることである。近世から近代への転換期に何が分断され、放置されたのか。面影、浮世、サムライ、いきをめぐる、時間・場を超越したスリリングな問答から、「日本の自画像」を改めて問い直す。ロングセラー『日本問答』に続く、第二弾。
目次
1 面影問答(コロナの令和;改元はチャンスだった ほか)
2 浮世問答(学問のオタク化と多様化;競争はないが評判はある ほか)
3 サムライ問答(内村、新渡戸、天心が書かなかったこと;近代日本人の宗教観 ほか)
4 いき問答(日本のエロス;現実ばなれする色っぽさ ほか)
著者等紹介
田中優子[タナカユウコ]
法政大学社会学部教授などを経て法政大学総長。専門は日本近世文化・アジア比較文化。『江戸の想像力』で芸術選奨文部大臣新人賞、『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞・サントリー学芸賞。著書多数。2005年度紫綬褒章。江戸時代の価値観、視点、持続可能社会のシステムから、現代の問題に言及することも多い
松岡正剛[マツオカセイゴウ]
工作舎、東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授などを経て、現在、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。著書多数。2000年よりインターネット上でブックナビゲーションサイト「千夜千冊」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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