出版社内容情報
本の見つけ方。ネット検索の極意。現場で調査。値を測定。そして人の声を聴く。専門家でないからこそできる「調査のデザイン」により、これらを縦横無尽に組み立てながら、統計や分析で調べていく方法を具体的に解説。ロングセラー『自分で調べる技術』に科学的な視点を加えて新たに書き下ろす。「知的生産の技術」への一歩。
内容説明
調査の設計から、文献・資料の扱い方、聞き取りの方法、データの整理、発表や執筆まで、練習問題を交えながら、調査を意義あるものにする手順とコツを詳しく解説。ロングセラー『自分で調べる技術』にリスク調査を加えて、新たに書き下ろす。学生の論文執筆、小中高の探究学習にも活用できる入門書。
目次
第1章 調べるということ(調べよう;調べることで、何をめざすのか)
第2章 文献や資料を調べる(文献・資料調査とは;雑誌記事・論文を調べる;本を探す;新聞記事を調べる;統計を調べる;資料を探す;書かれていることは真実か)
第3章 フィールドワークをする(なぜフィールドワークが必要か;フィールドワークの多面的な意義;誰に聞くのか?;聞き取りの基本;メモと録音;聞いた話は正しいのか?;観察する;アンケート調査;調査倫理)
第4章 リスクを調べる(なぜ自分でリスクを調べるのか;課題設定と文献調査;自分で測定する;統計データを利用する;リスクを推し量る)
第5章 データ整理からアウトプットへ(フォルダによる整理;表やカードにしてデータと対話する;KJ法によって体系化する;アウトプットする;共同で調べる)
著者等紹介
宮内泰介[ミヤウチタイスケ]
北海道大学大学院文学研究院教授。博士(社会学)。専門は環境社会学。環境社会学元会長。NPO法人さっぽろ自由学校「遊」共同代表
上田昌文[ウエダアキフミ]
NPO法人市民科学研究室代表理事。大学では生物学を専攻。2003‐06年科学技術社会論学会の理事。2005‐07年東京大学「科学技術インタープリター養成プログラム」特任教員。2010‐18年に恵泉女学園大学において「市民と環境政策」を担当。2013‐19年高木仁三郎市民科学基金・選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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