岩波新書<br> 実践 自分で調べる技術

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岩波新書
実践 自分で調べる技術

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318538
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報

本の見つけ方。ネット検索の極意。現場で調査。値を測定。そして人の声を聴く。専門家でないからこそできる「調査のデザイン」により、これらを縦横無尽に組み立てながら、統計や分析で調べていく方法を具体的に解説。ロングセラー『自分で調べる技術』に科学的な視点を加えて新たに書き下ろす。「知的生産の技術」への一歩。

内容説明

調査の設計から、文献・資料の扱い方、聞き取りの方法、データの整理、発表や執筆まで、練習問題を交えながら、調査を意義あるものにする手順とコツを詳しく解説。ロングセラー『自分で調べる技術』にリスク調査を加えて、新たに書き下ろす。学生の論文執筆、小中高の探究学習にも活用できる入門書。

目次

第1章 調べるということ(調べよう;調べることで、何をめざすのか)
第2章 文献や資料を調べる(文献・資料調査とは;雑誌記事・論文を調べる;本を探す;新聞記事を調べる;統計を調べる;資料を探す;書かれていることは真実か)
第3章 フィールドワークをする(なぜフィールドワークが必要か;フィールドワークの多面的な意義;誰に聞くのか?;聞き取りの基本;メモと録音;聞いた話は正しいのか?;観察する;アンケート調査;調査倫理)
第4章 リスクを調べる(なぜ自分でリスクを調べるのか;課題設定と文献調査;自分で測定する;統計データを利用する;リスクを推し量る)
第5章 データ整理からアウトプットへ(フォルダによる整理;表やカードにしてデータと対話する;KJ法によって体系化する;アウトプットする;共同で調べる)

著者等紹介

宮内泰介[ミヤウチタイスケ]
北海道大学大学院文学研究院教授。博士(社会学)。専門は環境社会学。環境社会学元会長。NPO法人さっぽろ自由学校「遊」共同代表

上田昌文[ウエダアキフミ]
NPO法人市民科学研究室代表理事。大学では生物学を専攻。2003‐06年科学技術社会論学会の理事。2005‐07年東京大学「科学技術インタープリター養成プログラム」特任教員。2010‐18年に恵泉女学園大学において「市民と環境政策」を担当。2013‐19年高木仁三郎市民科学基金・選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

116
私の年代で言えば、梅棹さんの「知的生産の技術」や野口先生の中公新書などが定番でしたが、最近の技術の発展などからこのような本が出版されたのでしょう。最近の学生さんはパソコンやスマホで全て調べているような感じです。ただ2章にあるような様々な文献を調べていくというのが基本なのだという気がします。データが本当に信頼するに値するものなのかということも大事であると思います。2020/11/12

徒花

100
まあまあかな。タイトルのとおりで、なにか調べようと思ったときの「調べる技術」をまとめた一冊なんだけれども、想定している「調べる」のレベルがかなり高く、本や論文、報道記事を書く人に向けているような感じ。内容も超具体的で国会図書館を始めとした各種施設の利用方法からウェブ上のツール、取材の方法、メモの取り方、文献の探し方などがかなり細かく書かれている。読み物として別段おもしろいものではないけれども、しっかり調べ物をしたいときには役に立つ一冊かもしれない。2023/03/22

佐島楓

66
ネットを使った調査、フィールドワーク、資料の使い方など実践的な調査方法が書かれている。特にネットの活用法は大学生からインターネットのレクチャーを受けていない世代まで幅広く活用できると思う。得た知識をどういう文脈で加工していくかによって最終報告が変わっていくかという問題は、つねに気を付けなければならないと感じた。2020/11/09

壱萬弐仟縁

30
市民による調査は、生活にとって必要なこと、社会にとって重要なことをやろうとします。具体的な解決策をめざします(7頁)。クリティカルリーディングの中心は、書かれたものの信頼度を意識するということ(88頁)。キーパーソンとは、調べたいことによって誰がキーパーソンかは変わってきます(104頁)。ノートの欠点は、持ち運びが不便だということです(112頁)。現代は、方眼ノートがあるのだが。アンケート調査で自由回答で書いてもらうようなものは、本来ではありません(134頁)。私はもっと統計を使わないといけない。2020/12/28

Nobuko Hashimoto

25
市民活動のための調査を想定した手引き書だが、大学教育や仕事での調査にも有効。語り口は柔らかいが相当高いレベルまで含まれている。論文、本、新聞記事、統計等の資料収集から、広く公開されていないが情報の宝庫である行政資料などにも目を向けている。現場に行って調べること(フィールドワーク)も重視。メモの取り方とまとめ方は例文もあり。集めた種々の情報の整理の仕方も具体的で丁寧。外国語文献を読むコツや、医療や環境など特殊な機械が必要な調査の方法まで紹介されている。例題もあって、このままテキストにできそう。おすすめ。2023/02/12

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