出版社内容情報
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をはじめ、今も読み継がれる名著を数多く残した知の巨人マックス・ヴェーバー(一八六四-一九二〇)。その作品たちはどのようにして生み出されてきたのか。百花繚乱たるヴェーバー研究に新たな地平を拓く「伝記論的転回」をふまえた、決定版となる評伝がここに誕生!
内容説明
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をはじめ、今も読み継がれる名著を数多く残した知の巨人マックス・ヴェーバー(一八六四‐一九二〇)。その作品たちはどのようにして生み出されてきたのか。百花繚乱たるヴェーバー研究に新たな地平を拓く「伝記論的転回」をふまえた、決定版となる評伝がここに誕生。
目次
第1章 主体的人間への成長 一八六四‐一八九二年(絶頂の西洋・勃興するドイツでの誕生;自由主義政治家の家庭での生活 ほか)
第2章 社会ダーウィニズムへの傾倒 一八九二‐一九〇四年(法学博士号・教授資格の取得;ドイツ東部農業論からポーランド人労働者排除論へ ほか)
第3章 ドイツ社会への苛立ち 一九〇四‐一九一四年(アメリカ旅行でのドイツ人意識の強化;禁欲的プロテスタンティズムの分析 ほか)
第4章 ドイツの名誉のための闘い 一九一四‐一九二〇年(世界大戦とドイツ文化の自己保存;戦争遂行のための内政改革構想 ほか)
終章 マックス・ヴェーバーとアドルフ・ヒトラー
著者等紹介
今野元[コンノハジメ]
1973年生まれ。愛知県立大学外国語学部教授。博士(法学)(東京大学)。Dr.phil.(Humboldt‐Universit¨at zu Berlin)。専門は欧州国際政治史、ドイツ政治思想史、日本近現代史。2002年ベルリン大学第一哲学部歴史学科修了。2005年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。2006年愛知県立大学外国語学部専任講師、准教授を経て2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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